自分でリフォームする?施工業者に頼む?…
費用やメリット&デメリットも紹介!
DIY対プロリフォーム
徹底比較!
「壁や床など内装をリフォームしたい!でも…自分でやろうか、それとも業者に頼むべきか…」そう迷う方も多いと思います。決め手となるのは、施工難易度・費用・工期(所要時間)・仕上がりの満足度などではないでしょうか。DIYとプロリフォームそれぞれのメリット&デメリットの比較や失敗例など体験談も紹介します。
私も昔はプロに依頼する派でした...DIYにしか得られない
メリットはある!?
家具作りや部屋の改造が好きで「まずは自分でやってみよう!」のスタンスでいろいろDIYをされている方も多いと思います。私もそうでしたが、さすがに壁紙の貼り替えやフローリング施工は自分でできる自信が無く、プロに依頼するのが当たり前だと思っていました。
そんな私が、今では自宅の壁紙もフローリングも自分でリフォームしています。DIYする理由は「安くできること」「空き時間を使って自由に作業できるところ」「自分でやる達成感」です。確かにプロに頼むよりも時間はかかるし仕上がりは劣ります。失敗もあります。それでも、DIYのワクワク感と自分でやった!という満足感が勝るので仕上がりや失敗は全く気にならないのです。むしろ、家族や友人がすごい!と褒めてくれるので自分でやって大正解だと思っています。
時間に余裕があり且つ自分でできるところはDIYをして、早さと仕上がりにこだわる場合や自分でできないリフォームはプロに依頼する。そんな風に無理をせずこれからも自分らしい住まいを楽しんでいきたいですね。
では、具体的にDIYとプロリフォームそれぞれのメリット・デメリット、かかる費用の違いはどれくらいなのでしょうか...
こちらのページでは、プロの施工現場を見る機会も多いDIY歴10年以上の私が経験談も紹介しながらDIYとプロリーフォームの違いを比較しています。
DIYとプロリフォームの違いは?メリット・デメリットを比較
先ほども少し触れましたが、DIYの最大のメリットは、「工程を楽しみながら自分の力で作り上げる達成感を得られ、経験値も上がる」ことではないでしょうか。もちろん、費用を抑えられることも重要ですが、「自分でやりたい!」という思いが強ければ、費用が同じだとしてもDIYを選ぶと思います。
また、空き時間を使って自分のペースで作業できるのもDIYならでは!途中で変更したり、余った材料で予定になかった部分もリフォームできたりするのもDIYだからこその利点ですね。
一方のプロリフォームは、言うまでもありませんが完璧に仕上がります。そして早いです。プロの職人に施工を依頼するのですから、もちろん費用は高くなります。電動工具など特殊な道具が必要で自分で準備できないことを理由にプロにお願いする場合もあります。
自分でできるか、できないかを判断する際に、費用(予算)の他、使う道具を持っているか(準備できるか)も分かれ道としては重要なポイントになります。
DIYでコストはどれくらい抑えられる?人気リフォームの費用差と
DIYのポイント
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壁、床などリフォームする場所によっても施工難易度や費用には差が出てきます。また、DIY向けの材料を選ぶことで簡単なのにプロと変わらない仕上がりになり、コスパ満足度が得られるという場合もあります。
壁紙、クッションフロア、フローリング、ウッドデッキなど、RESTAスタッフの独断ではありますが「DIYおすすめ度」とDIYアドバイスをぜひ参考にしてみてくださいね。
壁紙の貼り替え
長期間良い状態を維持するには、下地や端部の処理など見えない部分の仕上げも重要になってきます。
そのため、古い壁紙を剥がしたり、パテ処理など壁紙を貼る以外の作業が必要になる場合があります。
壁紙貼り替えは人気のDIYですが、施工スピードは圧倒的にプロに頼むのが早いです。
柄合わせとジョイントカットは中級レベル。
まずは無地のスリット壁紙で慣れてから
柄物にチャレンジしましょう!
壁紙の貼り替えは、比較的工事費用が安く、DIYも気軽にはじめることができます。一般的な壁紙貼りは、既存の壁紙を剥がすところから始める必要があります。壁紙DIYはとにかく回数をこなせば必ず上手になります!初めは柄合わせやジョイントカットは難しく感じると思います。まずは簡単なスリット壁紙から始めて慣れてきたら柄物にチャレンジするのが良いでしょう。天井を含めた広い空間を短期間に張り替えたい場合や、DIYをする時間が取れない方、完璧なプロの仕上がりを求める方は、業者に頼む方が適する場合がありますので、コストのバランスで決めると良いでしょう。
クッションフロア貼り
厚さ2mm程度のシート状のビニール床材ですが、長くなると結構重たくなり扱うのが大変になりがち。
クッションフロアは幅が1.8mあるため狭い場所での寸法取りに少し手間取ることもあります。
ボンド塗りと必要なサイズを見極めて材料をカットするところにプロの技との差が出ます。
初心者に難しい工程はボンド塗り。
巾定規やCFカッターの使い方も少々コツが必要!
端カットの丁寧さで仕上がりに差が出ます。
洗面室やトイレなどの床に貼ることの多いクッションフロア。カットも容易で、比較的DIYでも施工しやすいですが、ボンドの塗り方と巾定規やクッションフロアカッターの使い方に少々コツが必要です。両面テープで貼る簡易施工も可能ですが、正しい施工を行うことで仕上がりに差が出ます。水回りの取替や設備の脱着を検討している場合には、まとめて依頼したほうが良い場合もありますので、こちらもコストのバランスで決めると良いでしょう。
フローリング施工
自分で床リフォームするなら既存床に上貼り可能なDIY向けフローリングがおすすめ!
本格的な施工になると、道具も技術もあるプロの方が断然早くDIYとの一番の差になります。
選ぶ商品によって難易度が変わります。
フローリング張り替えが初めての方には
既存床に上貼りできるDIY向け床材がおすすめ!
フローリング貼りは、選ぶ商材により難易度がかなり変わります。戸建てやマンションで通常使うフローリングの場合は、電動工具があったほうがよいですが、カッターでカットできるDIY向けのフローリングもあります。施工方法の違いによる商材選びが自分でやるかどうかの分かれ目になります。
ウッドデッキ作り
組立キットや小さなウッドデッキならDIYでも問題ありませんが、大型なウッドデッキは、
部材のカットや移動、レベル合わせが大変な作業になるので、かしこく材料選びがポイントに。
特殊な工具や材料カットの有無で
難易度は大きく変わります。
電動工具に慣れている方は、
迷わず本格ウッドデッキDIYへの
挑戦をおすすめします!
ハードウッドや、鋼製部材を使用する場合は電動工具が必須になり初心者には大変な作業になりますが、材料カットが不要の規格サイズなら、はじめてのウッドデッキDIYでも施工が可能です。材料選びに迷う場合は人工木ウッドデッキがおすすめ!RESIN WOODとTHILFE(シルフ)の組み合わせが最も安く簡単に本格的なウッドデッキが作れます。一人で作業するのではなく、できれば家族や友人などみんなでワイワイ作業する方が楽しく心強いと思います。プロに頼むか迷っている方は、まず業者に見積を出してもらいDIYと比較して検討すると良いでしょう。
RESTAスタッフがDIYやってみました内装DIYの体験談を紹介!
実際に自分リフォームを経験した
RESTAスタッフの
DIYをして良かったこと、
後悔したこと(失敗談)の感想になります
壁紙DIYにチャレンジ!
対面キッチンの壁をホワイト系のレンガ調にしたいと思いシール壁紙を貼ってみました。
壁紙DIYは未経験だったこともありプロに依頼することも考えましたが、シール壁紙なら自分にもできるかなと思いやってみたところ、想像以上に苦戦してしまいました…。
特に難しかったのは継ぎ目の柄合わせです。壁紙だからレンガの柄が合うようにできていると思っていましたが、こちらは安価な商品だからなのか柄が合う仕様では無かったようです。そのため、パッと見はわからないのですが所々レンガの柄がズレて不自然になってしまいました。あと、これは貼ってから気づいたのですが、レンガのリアルさを出すため影になっている部分がり、その影が下になるように貼るべきところが向きを間違えて貼ってしまったため、これまた不自然な見た目に。結果、貼る前よりもオシャレにはなったし、家族には好評だったので満足度80点くらいでしょうか。
今回は不慣れだったこともありいろいろ失敗してしまいましたが、次は普通の壁紙(生のリ付き壁紙)にチャレンジしてみようと思います。
※DIYに使用したシール壁紙は現在取り扱いがございません。
和室を畳からフローリングの床に
自分リフォーム!
琉球畳風の和室は気に入っていたのですが和室として活用できておらず、築10年以上で畳の表面が傷んでいたのと、ペットを飼っていたことや家具を置きたいなど様々な理由でフローリングの床へリフォームすることを決めました。
大掛かりな工事になりそうだったのでプロに依頼するか迷いましたが、コスト面を考えてDIYにチャレンジ!一人で作業したので材料の買い出しも含めて丸二日間を要しましたが、思っていたよりも簡単にできたと感じています。ちなみにDIY歴は10年です。
大きな失敗もなく結果やって良かったのですが、強いて挙げるなら、リビングのフローリングと木目の色を合わせれば良かったということです。あとは、たまに畳が恋しくなることでしょうか...(笑)何年かしたら他の床材に貼り替えたり、耐久性の良い置き畳に変えてもいいかなと考えています。
DIY満足度は90点です。なんといてっもかかった費用が5万円以内でできたことが1番嬉しかったです。プロの施工業者だと相場10~20万円程はかかるでしょうから。ちなみに奥のアクセントクロスも自分で貼りました。壁も床も自分でリフォーム出来ることで費用を抑えられるだけでなく、DIYの楽しさを経験でき完成した時の達成感も得られるので、とても得した気分になれますよ!
DIY対プロリフォーム比較まとめ
DIY | プロ リフォーム |
|
---|---|---|
選べる色柄 の自由度 |
バリエーション豊富な 様々な商品からじっくり選べる |
選べる色柄が絞られていたり、 追加料金となる場合も |
リフォーム 費用 |
材料費のみ。 自分で作業するので工賃は 0円! |
工事費(工賃)の他、 養生費や廃材処理費などがかかる。 |
工期 (所要時間) |
素人が行うため、 DIYの工程が多いほど時間を要する |
施工のプロなので断然早い |
準備・後片付け の手間 |
下地処理から後片付けまで すべて自分で行う |
事前準備があるとすれば 家具の移動程度 |
仕上がり の品質 |
プロに比べると出来栄え点は劣るが、 DIY経験値で差が出る |
100点の仕上がり品質と、 アフター保証があるので 安心 |
DIYに失敗は付きものですし、プロ施工のように完璧に仕上がらなくても当たり前。DIYかプロリフォームか迷った時に、失敗をおそれないチャレンジ精神と、時間の余裕がある方はぜひDIYを選んでいただきたいです。不慣れな方はまず簡単なDIYから始めるのが良いでしょう。DIY中級者になると柄物壁紙をはじめ、フローリングの張り替えやウッドデッキ作りなどにも挑戦してやればやるほど上達していき、作り上げていく過程をもっと楽しめるようになります。とはいえ、DIYがしたくても全てのリフォームを自分で工事することは不可能です。電気工事や配水管の工事には専門的なスキルと知識が必要なので、専門業者にしかできないことはプロに頼み、DIYできる場所はどんどんチャレンジしてみてくださいね!