入隅部分に巻き込んで壁紙を続けて貼る方法 部屋の角部の壁紙の貼り方
お部屋全体の壁紙を貼る時に、部屋の角(入隅部分)はどうやって貼ったらいいの?角に来たらカット?その続きはどうやって貼り進める?角を巻き込んで貼れば、施工後の見た目もきれいで材料のロスも少ないので、角は巻き込み施工がお勧めです!
部屋の角に壁紙を巻き込んで
貼る方法
今回はこの角の部分に壁紙の巻き込み施工をします。
あらかじめ必要な長さで壁紙をカットし、折りたたんでおきます。スリット壁紙の場合は右側のテープも引き抜いておきましょう。
壁紙の左端を左の壁にかぶせるように、壁紙にたるみを持たせながら仮貼りし、壁紙の右端の位置を合わせます。
壁紙の右端の位置の合わせ方
スリット壁紙の場合は壁紙の左端を右の壁紙の端に突き付けて貼ります。
柄物壁紙やミミ付き壁紙は、右の壁紙の上に3cmほど重ねます。柄物壁紙はここで柄合わせをしておきましょう。
壁紙の右端の位置が決まったら、動かないように撫でバケで縦に押さえておきましょう。
仮貼りした壁紙の左端をゆっくりと剥がし、壁紙の中央を撫でバケで押さえます。右側から角の方に向かって撫でつけましょう。
次に壁紙の中央から天井に向かって縦に撫でつけて空気を抜きます。右端から左に移動するように撫でつけていきましょう。同様に、中央から床側も撫でつけていきます。
左壁に仮貼りした壁紙を手の平で角の方に少し手押しながら、壁紙が角にぴったりと沿うように撫でバケを縦に入れ込みます。
同じように、左手でしっかりと壁紙を角に送り込みながら、ヘラで筋目を付けていきます。
左側の壁の方を向き、壁際に撫でバケを縦に入れたら、壁紙の左端をそっとめくり、上半分を撫でバケで空気を抜きながら貼っていきます。
柄物壁紙の場合、壁2面の柄の高さが合っているか確認しながら貼り進めていきましょう。
上半分が貼れたら、下半分は床側に向けて空気を抜いていきます。
床のあたりまで壁紙が貼れたら、壁紙の折り目を広げ、床側に向かって撫でバケで空気を抜きます。
地ベラとヘラを使って天井側と床側に筋目を入れます。角の部分は壁紙をつまむように立ち上げながら筋目を付けましょう。
しっかりと筋目を付けたら、筋目に沿って地ベラを当て、切りしろをカットします。
柄物壁紙やミミ付き壁紙は上下の切りしろのカットが終わったら、ジョイント作業を行います。
壁紙の継ぎ目や上下の壁紙の端をローラーでしっかりと押さえます。
はみ出したのりをしっかり拭き取りましょう。
角の部分の壁紙の巻き込み施工ができました!
壁のコーナー部分が
まっすぐでない場合は
コーナーテープで
補強するのがおすすめ!
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壁紙を貼る際、壁のコーナー部分がまっすぐでないと壁紙が破れてしまったり、角がキレイに仕上がらない場合があります。そんな時は角にコーナーテープを貼って、上からパテ処理をすることによって、壁紙施工の完成度を高めることができます。
壁紙の施工道具
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ハケとヘラの役割を
マルチにこなす便利な道具も!
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