水をつけて貼る襖紙の貼り方

準備する物

• インテリアバール（マイナスドライバーでもOK）
• 養生するもの（ビニールシート等）
• 鋲抜きまたはペンチ
• ポンチ
• スポンジ
• マスキングテープ
• 竹ヘラ
• ハンマー
• カッター
• はさみ
• 刷毛
• バケツ
• 地ヘラ
• 雑巾

使用する材料

• 水で貼るふすま紙

ふすま本体と枠に隙間を開ける

上下の枠から外します。枠を持ち、軽くゆするように動かして、ふすま本体と枠の間に隙間を開けます。

インテリアバールで隙間を広げる

ふすま本体と枠の隙間にインテリアバールを差し込み、ハンマーで軽く叩きながら隙間を広げていきます。

枠を釘ごと引き抜く

ある程度ふすま本体と枠が離れたら、枠を持ち、刺さっている釘ごと真っ直ぐに引き抜きます。

全ての枠を取り外す

同様にして左右を含む全ての枠を取り外しましょう。

引き手を少し持ち上げる

引き手とふすまの間にインテリアバールを差し込んで、引き手を少し持ち上げます。あまり強く引き上げると引き手が変形してしまうので気を付けましょう。

鋲をペンチで引き抜く

引き手から鋲の頭が少し出たら、ペンチで鋲を引き抜きます。

引き手を取り外す

鋲を引き抜いたら引き手を取り外しましょう。

巻きグセを取る

ふすま紙は予め巻グセを取っておきます。

ふすま紙の位置を決める

ふすま本体の上にふすま紙を置いて位置を決めます。柄があるものは柄合わせラインに合わせて置きましょう。

ふすま紙に折り目を付ける

ふすま本体の角でふすま紙に折り目をつけます。

ふすま紙をカットする

折り目をつけた位置から1.5～2cm離れたラインでカットします。

床を養生しておく

床が汚れないように、ビニールシートなどで養生をしておきましょう。

ふすま紙の裏に水をつける

ふすま紙を裏返して、ふすま紙全体にスポンジで水をつけます。水をつける量は300～400cc程度です。

3～5分置く

水の塗布が完了したら、紙が伸びきるまで3～5分程置きます。表面がぬめるようになれば貼り付け可能です。

ふすま本体に乗せる

ふすま紙の上にふすま本体を乗せます。

ふすま紙の空気を抜く

ふすま本体を表に返して、刷毛で余分な空気を抜きます。

シワを伸ばす

シワになっているところは一度剥がして中央から外側へ向かって刷毛を動かして貼り直しましょう。

側面を圧着する

側面は雑巾をあてて圧着します。

角を切り落とす

角の余分な部分は、はさみで切り落としておきます。

余分な切りしろをカット

余分な切りしろは地ヘラをあてながらカッターでカットしましょう。

半日～1日乾燥させる

カットができたら、半日～1日乾燥させます。

目印に合わせて取り付け

取り外したふすま枠を目印に合わせて元の位置に取り付けます。取り外した順の逆で、左右の枠から取り付けましょう。

枠をハンマーで打ち込む

枠をはめ込む際、枠を傷つけないように段ボールなどをあてながらハンマーで打ち込みましょう。

切り込みを入れる

引き手部分にカッターで切り込みを入れます。

引き手を戻して鋲を打つ

引き手を元の位置に戻して、ポンチで鋲を差し込みましょう。