玄関土間の貼り替え方法
Pタイル編
土足で歩いて汚れやすい玄関土間をDIYできれいに貼り替えしてみましょう!
今回はフロアタイルが貼ってある土間をPタイルに貼り替える方法を詳しくご紹介します。
施工に必要な道具
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準備する物
- 金づち
- 金属ヘラ
- スクレイパー
- スケール
- チョークリール
- 油性ペン
- 定規(大)
- さしがね
- カッター(大)
- スポンジ
- ローラー
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使用する材料
- Pタイル
- Pタイル用ボンド
- ボンド用クシ
既存のフロアタイルを剥がしていこう
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フロアタイルの境目に金属ヘラを差し込み、ヘラの先が下地に届くまで金づちで叩き込みます。
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ヘラの先が下地まで届いたらヘラの角度を徐々に寝かせながらフロアタイルと下地の間に滑り込ませるようにして金づちで叩き込んでいきます。
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ヘラの持ち手のところまで叩き込めたら、ヘラの角度を立て、フロアタイルを下地から引き剥がします。
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手で掴める位まで剥がせたら、両手でめくりあげていきます。同じようにして他のフロアタイルも剥がしていきましょう。
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框の下にフロアタイルが入り込んでしまって剥がせない場合は、地ベラなどで框をカバーしながらカッターでカットしてしまいましょう。
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フロアタイルが引き抜ける様なら、引き抜いてしまってもOKです。
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フロアタイルがすべて剥がせたら、下地に残ったボンドの凹凸をスクレイパーで削り取り、下地を平坦にしておきます。
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ボンドが削り取れたら、ごみやホコリをきれいに掃除しましょう。
基準線を引いていこう
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今回は土間の長い辺の中央から左右対称、室内側に突きつけで貼っていきます。
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土間の長い面の長さを測り、その長さの中央に印を入れます。
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印から印までチョークラインを使って真直ぐに線を引きます。
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ボンドを塗った時にチョークラインの線が見えにくくなってしまう為、チョークラインで引いた線を油性ペンでなぞっておきましょう。
ボンドを塗っていこう
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ボンドを土間に適量出し、ボンド用クシで広げていきます。
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多く塗り過ぎると、Pタイルの間からボンドが出てきてしまうので、ボンド用クシを下地にしっかりと押し付けながら広げていきましょう。
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端からのボンドのはみ出しを防ぐために、端は1cmほど開けて塗っておきます。
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ボンドが塗れたらオープンタイムを取ります。オープンタイムの時間は使用するボンドの説明書を確認してください。
Pタイルを貼っていこう
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室内側から貼り始めます。基準線にPタイルの端を合わせ、室内側の框に突きつけて置きます。
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Pタイルが置けたら、ローラーでしっかりと圧着します。次に置くPタイルは先に貼ったPタイルに突きつけて貼り進めます。
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Pタイルの並べ方について
タイルの置き方には、柄の方向を合わせて置く「流し貼り」と縦横交互になるように置く「市松貼り」があります。どちらで貼るかは施工に入る前に並べてみて決めておきましょう。
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途中でボンドがはみ出てきた場合は、すぐに濡らしたスポンジできれいにボンドをふき取りましょう。
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室内側を貼り進め、両端のカットが必要な場所はまだ貼らずに開けておき、出入り口側を貼っていきます。
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まず、一番最初に貼ったPタイルの上に、カットするPタイルをぴったり合わせて置きます。
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その上に、建具枠に端を突きつけてPタイルを置きます。
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一番上に置いたPタイルの端に沿ってペンで線を引きます。
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線が引かれたPタイルの線に沿ってカッターで筋目を入れ、折り曲げるようにしてカットします。
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カットしたPタイルを、切り口が建具枠側になるように入れ込み、ローラーで圧着します。同じようにして開けていた室内側の端も貼っていきましょう。
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出入り口側の端は縦と横の長さのカットが必要になるので、カット方法が変わります。
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入れ込みたい箇所の斜め室内側にカットするPタイルをぴったりと合わせて置きます。
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その上に、室内側の角にぴったりと合わせてPタイルを置き、そのPタイルの端に沿って線を引きます。
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次に、いちばん上に置いたPタイルを出入り口の建具枠にぴったりと付けて置き、先ほどと同じように線を引き、線に沿ってカットします。
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カットができたら、切り口が角に来るようにはめ込みます。
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最後にローラーでしっかり圧着しておきます。反対側も同じようにして貼りましょう。
フロアタイル・Pタイル教室
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豆知識
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購入前の準備
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施工方法
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eucaシリーズの施工方法
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eucaシリーズの施工動画