高級感アップ!エコカラットDIYでリビング玄関トイレをイエチェン
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その他壁材、壁・天井のDIY
エコカラットとは
「エコカラット」という商品、ご存知の方もいらっしゃるでしょうか。
家を購入、リフォームされた経験のある方なら、住宅の営業の方などから「エコカラット貼りませんか」と提案されたこともある方もいらっしゃるかもしれません。
エコカラットとは、簡単に言うと、家と空気を美しくするインテリア壁材。
季節をとわず快適な湿度を保ち、気になるニオイや有害な物質も低減します。
入居時にエコカラットの導入を断念
私も現在の家に入居する際に、リクシル[LIXIL]のショールームにキッチンを見に行った時に、ショールームのスタッフの方に「こんな商品があるんですよ」とエコカラットを勧められました。
デザインもおしゃれだし機能的だし、エコカラットがあるだけで、重厚感、高級感のある空間ができます。
もう一目惚れしてしまって、ぜひとも自分の家にもエコカラット貼りたいなぁと思ったのですが、見積書を見せていただき、金額は具体的には覚えていませんが、「高いっ!」と思って、採用を断念した記憶があります。
住宅購入の時に勧められたということもあって、私はエコカラットはプロに施工してもらわなければいけないと思い込んでいたのですが、なんとエコカラットはDIYでもできるんですよ。
エコカラットはDIYで貼れる!
【リビング】
【トイレ】
- 【玄関】
今回、DIY初心者の私、スタッフやまもとが、自宅の壁にエコカラットを貼るDIYにチャレンジしました。
お見苦しい点もあるかと思いますが、大らかな気持ちでご覧いただければ幸いです。貼り方の参考にしたのが、やっぱりRESTAの動画です。
写真や動画を見ながらDIYするので分かりやすくて、注意事項や失敗例、上手に施工するコツも教えてくれているので、私もいつも頼りにしています。
エコカラットのデザイン
今回使用したエコカラットはプレシャスモザイクロッシュという商品ですが、現在は廃盤になっており、後継品として、「エコカラットSシリーズ ランド〈石ハツリ面〉」があります。
ECO-275NET/RO1NN(アイボリー)/ECO-275NET/RO2NN(ベージュ)
エコカラットSシリーズ ランドは、調湿機能・臭い吸着機能がアップしています。
エコカラットの切り口
今回使用したプレシャスモザイクロッシュは側面がデコボコ凸凹なので、のこぎりでカットして側面を平らにします。
切っている最中にも少し表面が削れてきてしまいます。
エコカラットはデリケートな素材なので、ゆっくり少しずつ切っていきます。
ある程度切ると、手でポキッと折れるようになっていますが、デリケートな材質なので、そこは慎重に。
2/3くらい切ると、手で折っても切り口がきれいです。
エコカラットの中はこんなふうになっているんですね。
なかなか見る機会もなかったですし、中もまた色が違うんだと、なんだか感動です。
エコカラットの切った部分はどうする?
今回使用したプレシャスモザイクロッシュは、左側の突起した部分凸が6ヶ所あります。
左側の突起した部分のエコカラットを半分に切って、右側のへこんだ部分凹にはめこみます。
こうすることによって、切ったエコカラットも有効に使えて、側面も平らになります。
今回使用したエコカラットの裏にはネット(メッシュ)がついているので、こうやって一つのブロックを外しても、その他のブロックがバラバラになることもないんですよ。
これをそのままボンドで貼って施工してしまうと、横から見たときに見栄えが悪いので、切断した面をくるっと180度反対側に向けて、切り口を内側にして施工することによって、側面の切り口を目立たなくさせることができました。
今回は、見切り材無しのパッケージを使用したので、切り口も気にしながら施工しました。
エコカラットの見切り材とは、エコカラットは表面と側面の色が異なるため、壁などとの境にエコカラットの四方を額縁のように囲んで施工するものです。
エコカラットって何を使って貼るの?
へらで「専用接着剤 スーパーエコぬーるG」を塗っていきます。
この専用接着剤は速乾性があるのかと思いきや、そう短時間では乾かないんです。
私は臆病者なので、始めに広い面積にボンドを塗るのが怖くて。
作業がモタついて、接着剤が乾いてカピカピになってしまったら困ると思い、少しずつボンドを伸ばして貼っていったのですが、そんな心配ご無用でした。
スーパーエコぬーるGは、ゆっくり時間をかけて乾いて行ってくれるので、失敗しても大丈夫。
多少ボンドがはみ出ても接着剤が乾く前に拭き取ってしまえばOKです。
接着剤の色がグレーで乾燥後もグレーのままなので、白っぽいエコカラットの表面などに接着剤が付いてしまったら、ちょっと目立ってしまいます。
はみ出た接着剤は、水で濡らしても破れにくいキッチンペーパーを使って、拭き取りました。
接着剤が乾く前であれば、この方法で簡単に接着剤が取れるんですよ。
端っこのへらを使って接着剤がつけにくい狭い部分は、割りばしに接着剤をつけて、細かい部分を塗って行きました。
DIY後の感想
半日がかりの作業が終わりました。
今回のエコカラットを貼るDIYの施工時間は、リビング2時間半、トイレ45分、玄関45分で合計約4時間の作業でした。
始めにエコカラットを切ったので切る作業に結構時間がかかったように思いますが、貼る作業自体はそれほど時間がかからなかったように思います。
本当は、1日目:リビング、2日目:玄関・トイレと日程を分けるつもりだったのですが、リビングを施工したところで調子づいてきて、その勢いで、同じ日に玄関とトイレも施工することにしました。
毎回思いますが、DIYは始める前は「うまくできるだろうか」と不安と心配だらけですが、いざやってみると楽しくなってきて、ボンドをへらで塗ってる時なんて「私、左官職人になれるな」なんて自分に酔ってしまっていましたから(笑)
完成した後は、理想の空間が出来上がったという満足感と、私にもできるんだという自信がついて、達成感が半端ないです。
エコカラット推奨施工面積
我が家がエコカラットを施工した面積は、メーカー推奨の範囲に満たないものなので、調湿や臭い吸着効果はあまり期待できないかもしれませんが、それでもファブリックパネルのようなインテリアとして、家族全員とても気に入っています。
【リクシル[LIXIL]エコカラット推奨施工面積】
使用部位・推奨施工面積
寝室(6畳程度)・4~5㎡
寝室(8畳程度)・5~7㎡
LDK(12畳程度)・8~10㎡
洗面所(3畳程度)・3~4㎡
トイレ(1畳程度)・2~3㎡
エコカラットはDIYで
今回私が施工したエコカラットですが、もしリフォーム業者にしてもらうとしたら、材料費+作業代(工賃)約4万円程度かかります。
我が家の施工場所は3ヶ所で面積が狭いので、工賃が割高になるようです。
工賃だけでそんなにお金がかかるなんて!
節約のためにも、DIYの楽しさを経験していただくためにも、積極的にDIYされることをオススメします。
仕上がりについての感想
エコカラットの効果としては、以前は、換気扇のない場所で料理をするなんて考えられませんでしたが、エコカラットを施工してからは、ダイニングテーブルでホットプレートを使って焼き肉やお好み焼きをしても、臭いが残らなくなったように思います。
やってみて思ったのが、貼る作業はそれほど難しくないという事。
専用の接着剤を使うので、うまくくっつかないのでは?と心配することもなく、動画を見ながら、安心して作業ができました。
自分で施工しているので、「あー失敗しちゃったな」という箇所もないことはないんですが、それは施工した本人だけが知る事実で、失敗してしまったなぁと思ったところも含めて気に入っていますし、次はこういう所に気を付けようという意識付けにもなります。
もうちょっと上手にできたらよかったなぁと思う気持ちよりも「私にもできる!」と自信がついたことの方がうれしかったです。
みなさんもご家庭にエコカラットを取り入れてみませんか。
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