カッティング用シートで椅子をオリジナル仕様にイメージチェンジ!
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車・家具のDIY
今日は、丸椅子をカッティング用シートと水性ペンキを使って、アレンジ&リメイクしてみたいと思います。
軽くて持ち運びが楽で、使い道色々の丸椅子は、このままでも十分役目を果たしてくれますが、「自分好みにおしゃれにDIYしたい」「買った当時は気に入っていた色だけど、インテリアに合わせて色を変えたい」。
そんな時は、カッティング用シートがとても役立ちます。
ブラックのカッティング用シート×オレンジ系のNAVIA!
オフィスのイメージチェンジに合わせ、椅子もイメチェン!してみました。
スタッフが休憩中によく座っているシンプルな白い椅子の座面に、艶消しブラックのカッティング用シートを貼り、オレンジ系のNAVIAを使って調色し、ステンシルで『GET MOVING』と書いてみました。
NAVIAのカラーをオレンジにすることによって、ブラック×ホワイトとは違った雰囲気に。
リスタ社内には同じデザインの椅子が至る所に置いてあり、椅子もあちこち用途によって移動させたりするので、これは「休憩場所の椅子」という目印にもなっていいです。
この椅子が別の場所に移動してしまっても、『GET MOVING』の椅子は休憩場所に戻しておこうと、スタッフ全員が定位置に戻せばいいんだなという意識付けにもなりますね。
黒い下地にもしっかり発色のナビア
ブラックのカッティングシートの上に施工してもしっかりオレンジが発色するのは、さすがナビアです。
ちなみに、『GET MOVING』の意味は「動きなさい」「すぐ行動しなさい」。
座ってばかりいないでちゃんと体を動かしなさいということで(笑)、上には白い豚の置物を置いてみました。
曲線やへこみはドライヤーで温めながら!
色柄が豊富なカッティング用シートは、粘着剤付きなので剥離紙を剥がすだけで貼れることが人気の理由ですが、もう一つ忘れてはならない大きな理由が。
それは「三次曲面施工対応」ということです。
平面はもちろんのこと、温めることで柔らかくなり、複雑な曲面でも貼ることができるのです。
はじめは張りのある硬さも、ドライヤーの温風を当てているうちに、柔らかくなる瞬間が。
その柔らかくなっている隙に、局曲面に貼り付けます。
温めながら施工するときのコツは、焦らずゆっくりと貼り進めること!
それと、一番大事なことが三次曲面対応となっている商品を選ぶことです。
リスタでも様々なメーカーのカッティング用シートの取り扱いがあります。
下記は3Mダイノックフィルムのカッティング用シート施工マニュアルですが、二次曲面・三次曲面の曲面部への施工ポイントをまとめてありますので、カッティング用シートを貼る際のご参考にしてくださいね。
ステンシルのコツは薄く、何度もポンポン!
スポンジにNAVIAをつけてステンシルをしましたが、最初にスポンジにたっぷりつけてしまわず、少しつけては新聞紙などの上でポンポンと色の付きを確認しながら、余分な塗料を落としてからステンシルを始めます。
軽く全体をポンポンとたたいたら、数分おいて表面を乾かし、再度、全体に薄く塗料を乗せます。
それを繰り返して好みの濃さにしていきます。
あえてムラを出して塗料を重ねると、全体がのっぺりとせず、自然に仕上がります。
おわりに
こちらの椅子のリメイク作業にかかった時間は約2時間です。
カッティング用シートは一度貼った経験がある方はお分かりかもしれませんが、貼るのに少しコツが必要です。
しかし、今回ご紹介したように、カッティング用シートに熱を加えることで、伸縮性が生まれ、引っ張って伸ばしながら貼ることができますので、シートを伸縮させながら、曲面に沿って貼ることができます。
是非みなさんもカッティング用シートを使って、オリジナルの小物や家具を作ってみてくださいね。
使用した商品
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