壁紙DIYを始める前の参考に!簡単に貼れる壁紙ランキング
壁紙には、素材の違い、柄の有無、糊が付いているかなど、たくさんの種類があります。壁紙の種類によって、少しずつ貼り方のコツが違います。今回は、DIY-SHOP「RESTA」の壁紙ラインナップの中から「簡単に貼れる」というポイントに注目して、DIY好きなスタッフがおすすめの壁紙を分析。その結果をランキングにしてご紹介します!
「簡単に貼れる」壁紙とは?
『簡単に貼れる』とは、時間をかけずすぐに貼れるという理由だけではなく、もし失敗して修正が簡単にできる、キレイに仕上がりやすい、煩雑な手間がかからないなどが重要です。
そこで今回は、初めてでも気軽にDIYできるというポイントに注目して、ある程度失敗しても見た目が気にならない、ヨレやズレを気にせず貼れるおすすめの壁紙をランキングにしました。
大きく分けると、壁紙は2種類。
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無地の壁紙
無地のデザインは、すき間なく並べるだけでキレイに仕上がります。柄付きの壁紙よりも失敗が少なく貼りやすいのが特徴です。オシャレな仕上がりを求めるなら満足度は低めですが、シンプルにキレイにまとまります!
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柄のある壁紙
柄のある壁紙は、壁紙のつなぎ目をどれだけ上手に合わせることができるかがポイント。無地の壁紙よりも難易度は上がりますが、その分DIYの達成感もひとしおです!デザインも豊富なので、お気に入りの壁紙に出会えます。
無地の壁紙
貼りやすさランキング
第3位
量産壁紙 のり無しタイプ
量産壁紙とは、無地のデザインを中心とした、国内の各メーカーで製造されている壁紙ラインナップのことです。新築でもリフォームでもよく使われており、定価は約600円/m。プロの業者はこの壁紙を準備して、自分の持ってるのり付け機械を使って、のりを付けてから貼ります。プロが扱う壁紙なので、初めてのDIYでは少し難しいかもしれませんが、コストを最大限に抑えて壁紙の施工ができます。
第2位
シールタイプの壁紙
シールタイプは、簡単に貼れる壁紙として人気があります。壁紙の裏についた剥離紙を剥がしてそのまま直接貼れるのが人気の理由です。ただ、壁に貼り付けた後、壁紙を横にスライドさせて微調整するのが難しく、粘着剤同士がくっつくとしわになる、小さな切れ目から大きく裂けることがあるなど、マイナスポイントもあるため慎重にDIYしましょう。つなぎ目をバッチリ合わせて貼るのが難しいので、少し重ねて貼るのがおすすめです。
第1位
生のり付き壁紙 スリットタイプ
無地の壁紙のランキング1位は「生のり付き壁紙」です。壁紙の裏にのりがついた状態で届き、保護フィルムを剥がせばすぐ貼ることができます。シールタイプに比べ、粘着面ののりが水分を多く含んでいるので、仮貼りした後でも壁紙をスライドさせて、位置を微調整できるのが貼りやすいポイントです。
中でも、スリットタイプの生のり付き壁紙は、プロが使う壁紙についている「ミミ」と呼ばれる部分があらかじめカットされているので、DIY初心者の方でもよりいっそう簡単に貼ることができます。※ミミは、デザインのある壁紙では柄合わせのために必須のため、カットされません。
また、RESTAでは「チャレンジセット」というスリットタイプの生のり付き壁紙に施工道具が付いたセットを販売しており、最も人気があります。
柄のある壁紙
貼りやすさランキング
第7位
紙タイプの壁紙
壁紙の中で最も貼るのが難しいのが、紙タイプの壁紙です。輸入壁紙の一部にナインナップされています。一般的な壁紙は裏面が紙で表面は塩化ビニールなどでコーティングされていますが、紙タイプの壁紙はただの紙であるため、表面にのりがついた時点で糊のシミが現れてしまいます。かなり薄く表面に凸凹もないため、下地の凸凹が表面に現れやすく、下地処理も完ぺきに準備する必要があります。最後に挑戦すべき難易度最高峰の壁紙です。
第6位
織物タイプの壁紙
織物タイプの壁紙は、紙の壁紙よりは丈夫で破れにくい特長があります。基本的に表面にのりがついてはいけないという点は紙の壁紙と同じです。ただ、壁紙のつなぎ目が塩ビのタイプよりも目立ちやすい、長期間貼って劣化した部分は、途中でちぎれて剥がしにくいことがあります。
第5位
特殊な素材の壁紙
特殊な素材の壁紙とは、表面が砕石やウッドチップ、ガラスビーズなどで装飾されたデザインのものです。壁紙のベースは貼りやすさを重視した不織布タイプが採用されていることが多いですが、難点はカットのしにくさ。表面に硬いものが貼り付けられているわけですから、カッターの刃を何度も替えて貼る作業が必要です。ただ、出来上がりの達成感とゴージャスさは、どの壁紙にも負けない最高のもの。簡単に貼れるという点では難易度が高いですが、一度チャレンジしてみたくなる壁紙です。
第4位
シールタイプの壁紙
DIYでも簡単と思われるシールタイプは意外にもランキング4位。一度貼った後は位置の微調整がしにくいので、特に柄付き壁紙の場合、模様のつなぎ目をキレイに合わせることが難しいです。試行錯誤するうちに、壁紙のフィルムがしわになったり、やぶれたりしないよう慎重にDIYしましょう。壁一面ではなく、柄合わせの必要のない小さなスペースに貼るなら、簡単に貼れるおすすめの壁紙としてランキング1位に台頭します!
第3位
ビニールクロス(生のり付き壁紙)
柄付き壁紙のランキング3位は、生のり付き壁紙。一度張った後でも位置の微調整が簡単です!ただし、柄付きデザインの施工の際は「ジョイントカット」という工程で柄を合わせることがポイントになります。ジョイントカットとは、となり合う壁紙の柄がピッタリ合う位置に重ねて、カッターで2枚とも重ね切りする作業です。この工程のあとは、貼る位置の微調整が難しくなるので慎重にカットしましょう。生のり付き壁紙はデザインが豊富なので、お気に入りの壁紙が見つかること間違いなし!なんと、国内のメーカー6社のカタログに載っているほとんどの壁紙がラインナップされています。
第2位
ビニールクロス(waltik スタンダードタイプ)
ランキング2位は、waltikのスタンダードタイプ。DIYで貼りやすいようにジョイントカットの工程を省略できる壁紙です。あらかじめ、ミミの部分がカットされているのが特徴。シンプルに並べて貼るだけなので、簡単かつキレイに柄合わせができちゃいます!約50cm幅のコンパクトなサイズで、一度に貼る範囲が小さく、扱いやすくなるため簡単に貼ることができます。waltikは自分でのり付けをするタイプですが、幅が小さいのでのりを塗るのもストレスフリー。壁紙を貼る途中でのりが乾いてきても、のりをつぎ足せばやり直しが出来るので、失敗が少なく簡単に貼れる、便利な壁紙です。
※waltikスタンダードタイプは販売終了となりました。
第1位
waltik フリースタイプ
堂々のランキング1位はwaltikのフリースタイプ!スタンダードタイプよりもさらにDIYで貼りやすい仕様が特徴です。少し厚みのある壁紙なので、壁紙を貼る下地が多少凸凹しててもフラットにカバーできて美しく仕上がります。さらに、一般的な壁紙は2重構造のため、剥がした時に紙が残りますが、フリースタイプなら専用のりを使うと紙が残らずキレイに剥がせるんです!ズレたりヨレたりしてもやり直しがきく、簡単に貼って剥がせる壁紙として、ぜひお試しくださいませ。
※waltikフリースタイプは販売終了となりました。
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