取り付け位置はそこで大丈夫?窓まわり製品を取付けできる下地について
下地についてご存知ですか?購入したロールスクリーンやブラインド、カーテンレールなどの窓インテリアを自分で取り付ける際、下地について知らずに壁や天井に取り付けてしまうと落下してしまう恐れもあります。安心してお使いいただくために、下地のことを知っておきましょう!
ロールスクリーンやブラインド等の
取付に必要な下地について
下地とは?
「そもそも、下地ってなに?」と思う方も多いと思います。
女性であれば下地と聞くとお化粧を最初に思い浮かべるのではないでしょうか。
建築でいう下地とは、壁の強度を上げるため、石膏ボードやベニヤ板の裏で組まれている柱を指します。
ロールスクリーンやカーテンレールなどを取り付ける際、木製の窓枠に取り付ける場合は気にする必要はありませんが、壁面や天井面に取り付ける場合は、下地がある箇所にネジを刺して固定する必要があります。
なぜそんなに下地が重要なのか
壁の構造として、壁紙の下にはほとんどの場合が石膏ボードと呼ばれる壁材が張られてます。石膏ボードのさらに内側に一定の間隔で木材の柱があります。
「下地のある箇所」とは、この木材の柱に重なる箇所を意味します。
「石膏ボードも結構硬くて丈夫そうだから、どこに取り付けてもいいのでは?」と思うかもしれませんが、それはとても危険です。
石膏ボードの厚さは一般的に1.3センチ程度です。
一方ロールスクリーンやカーテンレール等の窓インテリアに付属するネジは2センチから3センチ程度です。
つまり下地のない箇所にネジを取り付けると、ネジの半分の長さでしか固定されていないということになります。
これではネジが本来持っている力を発揮できず、固定ができたとしてもカーテンや操作コードを引いた弾みに落下することも起こりえます。
そういった事故を防ぐためには下地のある箇所にネジを通し、ネジの力を最大限発揮させてあげることが重要です。
ロールスクリーンやブラインドを
取り付ける際の下地の探し方
下地は壁の裏側にあるため、当然壁の上から目視はできません。
ではどうやって探せばよいのでしょうか。ここでは最もお手軽で安価な針刺しタイプの下地探しでの探し方を紹介します。
壁をノックしてみる
まず、壁をノックし、音でおおよその位置を探します。目安として、コンッコンッと軽い音(中が詰まってるような音)が響く箇所には下地がある可能性が高くなります。
反対にゴンッゴンッと少し鈍い音(中が空洞ような音)がする箇所には下地がある可能性は低く、石膏ボードのみの壁であると思われます。
道具を使った下地探し
音の違いで下地がある箇所を見つけたら、次は道具の出番です。ペン状の筒の先に極細の針が付いた道具を使い、針を壁に刺した手ごたえで下地の位置を確実に探すことができます。
下地がある箇所では針が最後まで刺さらず、途中で手ごたえを感じるはずです。
反対に、下地がない箇所では、針が簡単に最後まで刺さります。
下地探しの道具はホームセンター等でも多数取り扱いがあります。窓インテリアを取り付ける際には是非お使いください。
ロールスクリーンやブラインドは
インターネットで購入できる!
サイズオーダーや細かなカスタムも簡単!
窓のインテリアは、以前はカーテンショップやインテリアショップでオーダーし、採寸から取り付け工事まで専門のスタッフが行うのが主流でした。
しかし最近では既成サイズのものはもちろん、窓にぴったりのサイズにオーダーができるネットショップでの取り扱いも増えてきましたね。
インテリアショップで依頼すると、採寸や工事の日程など合わせる必要があるので取り付けまでに思った以上に時間がかかってしまう場合もあるのに対し、自分の好きなタイミングで商品を選び、購入できるのはとても便利ですよね。
取付けも自分でできる!
ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ブラインド、カーテンレールなどの窓インテリアは、簡単に取り付けが出来るためDIYに向いている商品であると言えます。
自分で購入し取り付ける一番のメリットは、打ち合わせ費や工賃などが発生しないことですよね。
下地の基本知識や重要性などをご紹介したので、次はぜひ、窓まわり製品のDIYにトライしてみてくださいね。