窓に合わせた取付け方法を知っておこう!カーテンレールの正面付・天井付の違い
カーテンレールの取付方法には、正面付と天井付があります!窓の形状やお部屋に合わせた取付方法を選ぶことで、窓をもっとおしゃれで機能的にデザインできますよ。ここでは、それぞれの特長やメリットデメリットをご紹介します!
正面付けとは、カーテンで窓全体が覆われるように窓枠の上の壁にレールを設置する方法です。機能性カーテンレールの場合、カーテンはレールを隠すように仕立てられます。装飾レールも正面付けで設置しますが、カーテンはレールが見えるように仕立てます。
天井付けとは、天井、窓枠内の天井面、カーテンボックスの天板などにレールを取り付ける方法です。
機能性レールを正面付けにする場合、レールを隠すようにカーテンを吊るすため、カーテンの丈は注文サイズ(カン下サイズ)より、約3〜4cm長くなります。
機能性レールを天井付けに、または装飾レールを正面付けにする場合は、カーテン上部がレールに重ならないように、Aフックを使用します。それにより、カーテンが天井の接触を防いだり、装飾レールのデザイン性を引き立てます。
カーテンレールは、ブラケットと呼ばれる金具を壁面または天井面にビスで固定し、ブラケットにレールをはめ込みます。
正面付も天井付もレール自体は同じですが、レールを取り付けるブラケットの形状が異なります。
正面付にはL字型、天井付にはブラケットはI型のものが多く使われます。
また、正面付と天井付兼用のブラケットや、レール自体にビスの穴があり、直接天板に固定して天井付ができるものもあります。
レールの長さは、機能性レールの場合、窓枠から左右にそれぞれ10㎝程度。
装飾レールは15cm程度伸ばした長さが美しいとされています。
取り付け位置は、機能性レールで窓枠から上に10㎝の位置、装飾レールの場合は15㎝の位置に設置するのが一般的です。
正面付けは、窓の横がすぐ壁だったり窓の付近にエアコンが設置されて場合、レールの長さや取り付け位置を調整する必要があります。
また、折戸や開き戸のクローゼットがある場合も注意が必要です。戸の開閉にレールが接触しないように取り付けましょう。
特に装飾レールの場合は、装飾キャップやギボシが大きいものもあるので、窓周辺の的環境が大きく影響してきます。
窓枠に取り付ける天井付けの場合は、レールが壁に張り出すことがないので、窓枠内にすっきりと収まります。
しかし、レールが見えてしまうことや、正面付と比べてカーテン上部やサイドからの光漏れが多いことがデメリットになります。
カーテンレールの正面付けと天井付けの違いをご説明しました。
基本的な使い分けから、窓周辺の物理的環境、スタイルによって、それぞれの適した吊るし方があることが分かりましたね。カーテンやカーテンレールを取り付ける際には是非参考にして見てください!
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