シーンに合わせて使い分ける!ブラインドのスラットの角度の使い方
スタイリッシュな窓を演出するブラインド。カーテンとの違いとして、スラットの角度を調節できる機能があります。実は、ブラインドを使う場所や目的によって、スラットの角度調整にもちょっとしたポイントがあるんです!
そもそもブラインドのスラットとは?
スラットとは、ブラインドの羽根の部分のことです。
ラダーコードというヒモで、1枚1枚等間隔で束ねられており、その角度を操作コードやロッドで調節することで、ブラインドとして機能します。
一般的に知られているのはスラットがアルミ製のブラインドで、リーズナブルである点や、カラーバリエーションが豊富であるという特長を持っています。
アルミ製スラットの中には消臭・抗菌などの機能を持ったものや、遮熱効果を高めたコーティングをしたものもあります。
他に、ウッドブラインドという種類のブラインドはスラットが天然木から作られており、よりナチュラルでお部屋のインテリアとしてなじみやすいのが特長です。
ブラインドのスラット角度の役割
では、スラットの角度にはどのような役割があるのでしょうか?
主な役割は、遮光・調光機能と空間の間仕切り・目隠しの2種類です。
スラットの向きを、室内側・室外側、上向き・下向きに調節すると、その角度に合わせて視線をカットしたり、光の差し込みを絶妙に調整することができます。
遮光・調光機能
皆さんもご存知の通り、ブラインドの魅力は、遮光と調光機能があること。
とくに「調光機能」は、スラットの角度を変えられるからこそできる、便利な機能です。
スラットの角度が水平に近いほど光がお部屋に入り込み、垂直にすると光を遮ります。
空間の間仕切り・目隠し
ブラインドは窓で使用するというイメージが強いと思いますが、空間の間仕切り・目隠しとしての役割も果たします。
スラットの角度を調節して、すべて降ろせば完全に視界を遮ることができます。
パーティションを置くスペースがない場合でも、ちょっとした隙間があれば、ブラインドで空間を間仕切ることができます。
ブラインドのスラット角度は
シーンに合わせて使い分ける!
日中の太陽の光が明るすぎる時
真夏の日中は、特に日差しが強いですよね。
そんなときは、上から差し込む光を遮るように、スラットの角度を調節しましょう。
室内側を高く、室外側を低くなるように角度を調整すると、スラットが太陽光を反射して程よい明るさを維持することができます。
日中の太陽の光をたくさん取り入れたい時
曇りの日は、室内もちょっと暗くなりがち。
視界を遮りつつ光もたくさん取り入れたい時には、水平よりも手前側がやや下になるように角度をつけて使用してみましょう。
直射日光が当たる場合はこの角度にすると光が眩しく感じてしまうこともありますが、曇りの日はこの角度で程よい室内の明るさになります。
朝日や夕日がまぶしいとき
お部屋やオフィスが東向きで朝日がまぶしい、西向きで夕日がまぶしい場合は、スラットをできる限り垂直方向に角度調整して、光をシャットアウトしましょう。
ブラインドならスラットの角度が調整できるので、太陽の位置に合わせて日差しを遮ることができます。
高低差で考えるスラットの角度
横からの視線が気になる時
お部屋やオフィスの1階で、道路の人の視線を防ぎたいとき。
このようなシーンでは、自転車や歩行者の目線は高い位置にありますので、スラットの室外側が下向きになるように角度を調節しましょう。
もし、自転車・歩行者よりも車通りが多い場合なら目線が低くなるので、上向きに調節するのも良いでしょう
下からの視線が気になる時
皆さんのお部屋・オフィスが2階にある場合、下からの視線が気になりますよね。
そんな時は、スラットの角度を室外側が上向きになるように調整することで、視線をカットすることが可能です。
上からの視線が気になる時
住宅街の1階にお住まいの場合、向かいの家の2階からの視線を防ぎたいですよね。
上からの視線を遮るには、スラットの角度を下向きに調整しましょう。視線に対して垂直になるようにするのがポイントです。
光をたくさん取り入れたい時
光をたくさん取り入れたいときは、スラットの角度を室外側がやや上向き、あるいは水平にしましょう。
太陽の光は上から注いていますので、上向きにすることで光が差し込み、室内が明るくなります。
ただあまり上向きにしすぎると、スラットの隙間が狭くなり、光が差し込むスペースが無くなってしまいます。
なるべく、水平寄りにスラットの角度を調節するのがおすすめです。
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