ウッドデッキの価格や費用を知ろう!ウッドデッキの気になる価格やDIYにかかる費用のこと。
ウッドデッキをDIYしたいと思っても、どれぐらいの費用がかかるのか…人工木と天然木で値段の違いはあるのか…など、ウッドデッキの価格が気になりますよね。ウッドデッキをプロに頼むのか、自分で作るのかの判断材料としてもウッドデッキの価格や費用(コスト)を知ることは必要だと思います。デッキ材や部材などの商品を上手に選べば予算内に抑えることができるかもしれません。すっきり解決して理想のウッドデッキ作りを楽しみましょう!
ウッドデッキをプロの施工業者に頼んだ場合、工事費込の費用はいくらか気になりますよね。
ウッドデッキの価格は材料に使う素材、形、設置場所の状態などによって変わります。
比較的、天然木の方が人工木より安価ですが、ウリンやイペなど耐久性に優れたハードウッドを使用する場合、人工木より高くなる傾向にあります。
また、天然木(ソフトウッド)は定期的なメンテナンス費用がかかり、防腐剤を使用しても5年ほどで腐食してしまいますが、ハードウッドや人工木はほとんどメンテナンス不要なのでランニングコストに差が出ることも考慮しなければなりません。
施工場所の地面が土の場合は束石設置などの基礎工事が必要になりますし、フェンスやステップ(階段)などを取り付けたい場合もその規模によって価格は上がります。
プロにウッドデッキの施工を頼む場合は、例えば幅3.6m×奥行き1.8mの一般的なウッドデッキサイズで25万円~40万円程は必要だと覚えておきましょう。屋根を付けたり形やデザインにこだわるとトータルで100万円近くになるケースもあるので、自分で作れるならDIYしたいとういう方も少なくありません。
では、DIYでウッドデッキを自作する場合の費用はどれくらいでしょうか。
ウッドデッキを自作する場合、まずはラフな図面を描き、材料費を算出する必要があります。普段からDIYを趣味にされている方であれば、図面を描く手間も楽しい時間になりそうですね。
設計図ができたら必要な材料を算出していくのですが、材料にはメインとなるデッキ材(床板・幕板など)、基礎や土台部分(大引・根太材、束柱、束石など)、金物(金具・ビス)、塗装が必要な場合は塗料など、それぞれ計算し合計を出します。
天然木の場合は一般的に根太材や束柱も木材を使用しますが、人工木の場合、根太材や束柱に専用の鋼材を使用します。コストを抑えるため、床板は人工木、基礎の見えない部分に天然木を使う方法もありますが、ここでは人工木ウッドデッキ「ルチア・ウッド」のデッキ材と鋼材などの価格を例に挙げてみます。
人工木ルチアウッド 1平米あたりの材料費
・デッキ材(W145)×4本:約7,300円
・幕板材(W145)×1本:約1,700円
・根太材(L2000)×2本:約4,000円
・束柱×4個:約3,600円
・束石、その他金具代:約3,000円
合計:19,600円
上の例はあくまでも参考目安ですが、安価な天然木なら価格はさらに抑えられます。
ウッドデッキDIYの1平米あたりの費用は約15,000円~20,000円ということになります。
プロに施工を依頼する場合の相場が1平米あたり3~4万円ですので、工事費がかからない分DIYの方が費用は安くなることがわかります。
DIYすればもちろん工期は長くなり、施工道具も自分で揃える必要があります。仕上がりもプロに比べると劣るかもしれません。
でも、完成した時の喜びはひとしお!きっと自分だけのオリジナルデッキに愛着がわき、満足できるはず。DIYに自信のある方、初めてのウッドデッキづくりをやってみたい方はぜひチャレンジしてみてください!
イニシャルコストとは初期費用のことをいい、先ほど説明したウッドデッキの材料費(工事費込)のことです。ランニングコストとは維持費のことで、完成したウッドデッキのメンテナンス費用のことをいいます。
材料に安価な天然木を使い初期費用が安く済んでも、その後のメンテナンスにかなり費用が掛かってしまう場合があります。
杉やレッドシダーなどのソフトウッドは、防腐剤を塗っても特に日当たりのよい場所や雨ざらしの場合は腐りやすくなり劣化が早く、シロアリ被害も予想されます。
そのため、防虫対策や塗料の塗り替えなどこまめなメンテナンスが必要です。早ければ3~5年ほどでリフォームをしなければならなくなり、余計に費用がかかってしまう恐れがあります。
一方、イペやウリンなどのハードウッドや人工木ウッドデッキは、耐久性・耐候性に優れほとんどメンテナンスは必要ありません。
上の写真は、施工後一度もメンテナンスをせずに7年経ったウリンのウッドデッキです。経年変化の色褪せはあるものの、ヒビや割れはほとんど見られず、虫の被害も一切無くまだまだ使える状態です。ウリンはアイアンウッドと呼ばれるように抜群の耐久性を持ち、30~50年は持つと言われています。
イニシャルコスト(初期費用)は高くなりますが、将来のことを考えるとランニングコスト(メンテナンス費用)をいかに抑えるかが重要になります。
長い目で見ると、人工木ウッドデッキやウリンなどのハードウッドを選ぶことをお勧めします。
ただ、DIYの観点で注意しなければならないのが、ハードウッドはその名の通り堅く頑丈な木材なので、加工に手間がかかる可能性があるということです。
プロ仕様の電動工具があれば良いのですが、一般的なDIYではカットなどの作業が難しいかもしれません。トータルで考えると、ウッドデッキをDIYする場合は人工木が良いという事になりますね。
ウッドデッキDIYは、プロに依頼するより価格は抑えられますが、時間も手間もかかってしまうため一歩が踏み出せず億劫になりがち。お仕事や家事で忙しい人にとってはDIYをする時間がなかなか取れません。
そんな人にはウッドデッキ組み立てキットがおすすめです!
ウッドデッキ組立キットなら、デッキサイズに合わせて材料がカットされた状態で届くので、比較的簡単に施工できます。施工時間も短縮できるので忙しい人にとっては嬉しいですね。
施工道具もインパクトドライバーやスパナがあれば大丈夫!基礎の束石などは準備が必要ですが、ウッドデッキ自体は手順に沿って組み立てていくだけなので、女性でも気軽にチャレンジできます。
基礎を設置して大引・根太を組んで床板を1枚づつ貼っていくのも本格的なウッドデッキが完成し、何よりやりがいがありますが、時間の無い方やDIYに自信のない方はぜひウッドデッキキットを検討されると良いと思います。
RESTAの人工木(樹脂木)ウッドデッキ組み立てキットは、1平米あたり約30,000円~50,000円が目安となります。もちろん人工木なので耐久性は抜群です!
すぐにウッドデッキを設置したい、掃き出し窓の前にちょっとしたウッドデッキを置きたい、もっと簡単にDIYできるウッドデッキが欲しい・・・など、そんな要望をお持ちの方も多いと思います。
そんな方には超時短DIYが可能なウッドデッキ組立キットがおすすめ!あっという間にウッドデッキが完成します!
ほぼ完成した状態で届き、付属のボルト・ビスで脚やフェンスを取り付けるだけでウッドデッキができてしまう優れもの。
パーツを組み合わせてお好みのサイズに連結したり、フェンスやステップを選んでカスタマイズできるウッドデッキキットや、簡易デッキとしても使える濡れ縁タイプのデッキもあるので、設置場所や用途に合わせてちょうど良いタイプが見つかりますよ。
RESTAの超時短DIYが可能なウッドデッキ組み立てキットは、1平米あたり約10,000円~20,000円が目安となります。
いかがでしたか?ウッドデッキの目安となる価格がわかれば素材選びもしやすくなり、DIY計画も前向きに進むかもしれませんね!
できるだけ費用を抑えて品質の良いウッドデッキを作りたいのは誰でも望むことです。長く使うものだからこそ、賢く慎重に妥協せず選びたいものですね。納得できる値段でお気に入りのデッキ材を見つけて、憧れのウッドデッキのある暮らしを初めてみましょう!きっと毎日がもっと楽しくなりますよ!
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