壁紙のDIYがもっと一般的に!賃貸オーナー必見!壁紙DIY
壁紙のDIYが一般的になってきた昨今、入居者だけではなく、賃貸オーナーの方も物件の壁紙の貼り替えを自ら行うようになってきました。その理由としては、メンテナンスコストの削減と、3月期の工事繁忙期による業者不足を補うためです。大家さんが自ら壁紙を貼り替えることは、これまで業者に依頼していたことがもったいない!と思えるほどのコスト削減につながります。
6帖1室の壁面を貼り替えるのに必要な壁紙は、約30mです。
最も標準的な壁紙であれば、1mあたりの定価が600円。
ネット通販では、120円/m程度まで割引されているので、30m購入しても3,600円ほどにとどまります。
他の材料費として必要なものは、壁紙用の糊と下地補修のためのパテ。いくら高く見積もっても、合計15,000円以内で1室の補修を行うことができ、この価格であれば、ハウスクリーニングを依頼するよりもコストを抑えることができる場合もあるのです。
ネット通販では、あらかじめ糊をつけた状態の壁紙が数多く販売されています。
実際に壁紙施工業者も家一軒のような大規模な修繕を除き、糊付きの壁紙を購入することが多くなっています。
また、柄のない標準的な無地系の壁紙は、さらに容易に貼れるような工夫をしています。
それはスリット加工と呼ばれるもので、壁紙の両端にある余分な部分をあらかじめ切り落とす加工のことです。本来、柄を合わせるために必要だった部分なので、白い無地の壁紙には不要なのです。
この加工により、貼り付けながら「余分な部分をカットする」という工程が大幅に削減されます。
賃貸物件の動きが大きくなる3月期は、壁紙施工業者を見つけることも困難になります。
見つけることができても、通常よりも工賃が高かったり、工期に追われて品質面で劣る可能性もあります。
もうひとつ、3月にDIYで壁紙を貼ることをおすすめする理由として、気温があります。室内の温度が15~20℃くらいになる3月は、糊の乾燥速度が早すぎず、壁紙を貼りやすい温度なのです。
オーナー様でも壁紙を貼ることができるということは、入居者でも壁紙を貼れるということになります。
つまり、DIY可能物件と位置づけすれば、壁紙を入居者によって貼り替えることが前提となるため、貼り替えのコストが全くかからないという物件になります。
もし、DIY物件として貸し出すのを途中でやめたくなった場合でも、壁紙だけのDIYを許容していたのであれば、元に戻すこともカンタンなのです。
広がり続けるDIY市場
今後は、壁紙だけではなく、床面についてもDIY市場が広がって来ると考えられます。
現在の物件はフローリングが一般的ですが、置くだけで施工できるクリッキングタイプのPVC床材(塩ビ系床タイル)などの商品が開発されています。
これらを導入すると、下地にあるフローリングをきれいな状態で保つことができ、ますます、賃貸物件のメンテナンス費用の削減が可能になるでしょう。
業者様向け副資材特集!
-
まとめ買いで最大46%OFF!
業者様向けに、壁紙の補修材や下地処理材、施工道具などの副資材をピックアップ!ファイバーテープやリペアプレートなど、頻繁に使用する消耗品はケース単位で購入できるセット品もあり、単品での購入より最大46%OFFと断然お得になっています!
壁紙教室
-
豆知識
-
壁紙を貼る前の準備
-
施工方法
-
壁と壁紙の補修方法
-
その他おすすめコンテンツ