壁紙の浮き・剥がれの原因と補修方法｜RESTA DIY教室

壁紙に浮き・剥がれが起きる原因はさまざまですが、最も多いのが結露や乾燥によって壁紙が伸縮することです。

壁紙は 湿気を含めば伸び、乾燥すれば縮むことを繰り返します。壁紙が伸縮を繰り返すことによって壁紙が浮いたり、剥がれたりするというわけです。

特に窓近く、浴室、キッチンの壁紙は剥がれやすいです。もしくは単純に壁紙が古くなって粘着性が落ちたり、壁紙を張る際に十分な掃除が行われなかったりしたため、粘着剤が下地にしっかりと貼りついていなかったなどが原因として考えられます。

壁紙の浮き・剥がれを予防するためには湿気を室内に残さないことが1番です。

定期的に換気を行って湿気を外に出しましょう。特に湿気が多くなる浴室やキッチンでは換気扇を回すだけではなく、除湿器を使用するのがおすすめです。

また冬場に気を付けたいのがストーブです。ストーブの熱気が壁紙に直接当たると剥がれや浮きを起こす可能性があります。安全のためにもストーブは壁紙から離れた位置で使用しましょう。

壁紙の浮き・剥がれは可能な限り早く補修するべきです。

その理由は2つ。理由の1つは単純に見た目が悪くなることですが、もう1つの理由は被害を最小限に止めるためです。

壁紙の浮き・剥がれをそのままにしておくと、剥がれ部分が拡大してしまいます。気づいたら壁紙ごと貼りかえなければいけない状態になっていたとならないためにも早めに対処をしましょう。

まずは壁紙が剥がれた部分の下地を確認してみましょう。下地に傷が付いていたり、凸凹が見られたりしたら下地を補正をする必要があります。穴が開いている場合は、穴の補修もDIYで行うことができます。

下地補正は壁紙の吸着率を上げるためにも重要なので、必要であれば必ず行ってください。

• 下地の補正方法
• 小さな壁の穴の補修方法
• 大きな壁の穴の補修方法

補修を行う前に、まずは剥がれた部分を綺麗に掃除していきましょう。

埃や汚れが残っていると粘着が弱まり、またすぐに壁紙が剥がれる原因となります。ハタキや乾いた布を使用すれば、簡単に汚れを落とすことができます。

濡れた布を使用すると汚れが固まって逆に落としにくくなり、完全に乾くまで待たなければいけなくなるので使用しないでください。

特に剥がれ部分が軽度のものは、道具を揃えれば比較的簡単に行うことができます。広範囲に広がった剥がれも補修できますが、少し労力が必要となる場合もあります。

被害を最小限に抑えて、再び美しい壁紙を手に入れるためにも、補修方法を順に確認し、早速実践してみてください。

• 破れたり、めくれた壁紙の補修方法

今回紹介したDIYでの補修方法は壁紙の浮き・剥がれが広範囲に及んでいない場合に有効です。

しかしあまりにも剥がれや浮きが激しい場合、もしくは古い壁紙の場合は思い切って壁紙を貼りかえるという手段もあります。

特に古い壁紙は生地が緩んだり固くなったりして綺麗に補修できない可能性があります。そんな時には壁紙を貼りかえましょう。壁紙を貼りかえることで壁が綺麗になるだけではなく、室内の印象もぐっと変わるのでおすすめです。

• 壁紙・クロスの貼り方を詳しく見る

壁紙の浮き・剥がれが激しいので思い切って壁紙を変えたい！どうせ補修をするなら壁紙を変えて室内の印象も変えたい！という人は、ぜひDIYでの壁紙の張替えを検討してみてください。

特にRESTAのチャレンジセットなら壁紙張り替えに必要なものは全てセットされているので初めての方にもおすすめです。

壁紙もすでに生のりが付いている状態なので、面倒なのり付け作業の必要がありません。値段もお手ごろなので、壁紙チャレンジセットで壁紙張替えにトライしてみてはいかがでしょうか？