本物のような質感を味わえる人工皮革・人工毛皮の素材と特長
人工皮革・人工毛皮の布生地・テキスタイルの素材と特長についてご紹介します。衣服やバッグなどの小物類からソファなどの大型インテリアまで幅広く使われ、動物愛護の観点からも人工のものが脚光を浴びるようになっています。
人工皮革はマイクロファイバーと呼ばれるとても細い繊維を本物の革とおなじような構造に編み上げ、表面に樹脂を含ませ、本物のようなツヤや耐久性、質感を出しています。
本物よりも安価で手間をかけずに加工できるため、アパレル用品などに活用されることが多いです。本物の質感にかなり近いものを使っているため、見た目には違いがわかりにくいという特徴があります。
本革では不可能な手洗いが可能など、簡単にメンテナンスができ扱いやすいので、大変人気の素材となっています。
人工毛皮はアクリルなどに代表される合成繊維を使っており、毛の長さや形状を工夫し、動物特有の模様を染色してデザインすることで、本物に近づけたものを指します。
簡単に染色が可能で、大量に生産でき、虫食いなどの心配がないことなどがあり、生産者側も利用者側も扱いやすく、とても人気の素材です。
最近では手触りの良いものも多くなってきており、本物の質感に近いものも多いため、利用者側の満足度も高まってきています。かつ、手軽で安価にファッションに取り入れられ、技術が高まると共に、広く使われるようになってきました。
日本の既存建築では壁紙などの内装、インテリアに革や毛皮を使ったものはほぼ存在しません。そのため、人工皮革・人工毛皮を効果的に使えば、海外のインテリアのようなおしゃれな空間つくりに役立ってくれます。
部屋の一部、あるいはインテリアに部分的に使えば、部屋全体の雰囲気を変え、モダンでスタイリッシュな空間を作ることができます。
また、簡単な模様替えとしては、ベッドカバーやソファーカバーとして掛けて使うこと。ベッドやソファーの大きさに合わせてカットし、端をまつり縫いするだけで完成する簡単DIYです。
人工皮革や人工毛皮生地をカバーとして使うと男前インテリアやブルックリン風のインテリアの風合いも出せます。
ソファやイスのファブリックが劣化した場合などは人工皮革や人工毛皮生地での張り替えがおすすめ。カスタマイズを楽しめる、生地の変化によって模様替え気分が味わえることなどが良いポイントです。
鋲で打ち付けて留めるとさらに高級感を出せるので、留め方にもこだわってみてください。鋲の形や色合いでも雰囲気が変わるので、生地にあわせてお好みのものを選ぶといいですよ。
さまざまな利用方法がある人工皮革や人工毛皮生地。大きめのインテリアや壁紙などに使えば、空間のイメージチェンジになり、余った生地はバッグや小物などのプチDIYで、既存のものがおしゃれに生まれ変わってくれるメリットもあります。
自分が住んでいる空間や使うものをお気に入りのものに変えていくために、人工皮革や人工毛皮生地を活用してみてはいかがでしょうか。
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