知っておきたい布生地・椅子生地の補修方法生地から飛び出した糸の隠し方
椅子やソファーの張り生地やクッションなどに物を引っ掛けてしまって糸が飛び出てしまうことがあります。気になるからと言ってハサミで切ってしまうのはNG!実は針と糸だけで簡単に飛び出た糸を目立たないように隠す方法があります。少しの飛び出し位ならこの方法で補修できるのでぜひ試してみてください。
生地から飛び出た糸は切るしかない?
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- 飛び出した糸は隠して目立たなくする!
- ソファーや椅子などの張り生地に尖ったものが引っ掛かり糸が飛び出してしまうことがあります。気になるので切ってしまいたくなりますが、そこだけ目が飛んだようになってしまい、生地も弱くなってしまいます。飛び出た糸は、切らずに隠す。裏側に手の入らないソファーや椅子の生地でも、飛び出た糸を生地の裏側に隠す方法できれいに補修できます。
生地から飛び出た糸の補修方法
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1.道具の準備
細めの針1本と糸15cmを用意します。針に糸を5cm通し、もう一方の糸を反対側の針穴から5cm通して、糸のループを作ります。
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2.生地の引きつれを直す
生地の引きつれているところを糸の通っている向きに合わせて優しく引っ張り、飛び出た糸を戻せるだけ戻しておきましょう。
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3.糸の根元に針を刺す
飛び出ている糸の根元に、糸でループを作った針を浅く差し込みます。
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4.針を浅く通す
生地と中のクッション材の間に針を通し、飛び出た糸の向きに合わせて、1~2cm先に針先を出します。
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5.飛び出した糸をループに入れる
そのままゆっくり針を進め、針に通した糸のループが少し見えるぐらいまで来たら、ループに飛び出した糸をくぐらせます。
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6.糸を生地の裏に入れ込む
ループにくぐらせた糸が外れてしまわないように気を付けながら針をゆっくり引き抜けば、飛び出た糸が生地の裏側へ回り込みます。
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7.針と糸を外す
飛び出た糸が生地の裏に回りこんだら、針を糸から外し、糸の片端をゆっくり引っ張って糸を引き抜きましょう。
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8.完成
飛び出していた糸がきれいに隠れました。飛び出した糸が長く、1回で隠れきれない場合は同様の手順を隠れるまで行います。
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