木部塗料のQ&Atatara塗料のよくある質問
全く新しいタイプの木材保護塗料tatara。たくさんのお客様に大変ご好評をいただいており、ご購入までに質問をお受けすることが多々ございます。これまでにお受けした質問の中で特に多かったものをまとめました。セラミック塗料(ガラス塗料)tatara購入のご検討にぜひお役立てください。
tataraを塗装した面は、アルコール除菌できますか?
可能です。tataraは乾燥するとガラス質となります。木材自体も一般的にアルコールに対して耐性があるので、アルコール除菌をしても問題ありません。ただし、下地に着色ステインを塗装した場合は、アルコール成分が浸透してステインを表面ににじみ出させる可能性がありますのでご注意ください。
tataraを塗装した面は、水拭きできますか?
可能です。ただし、毎日水拭きすると、布巾でも表面層は少しずつ劣化してきます。tataraを塗装した表面はガラス質で覆っているのではなく、木材の隙間をガラス質で埋めているだけだからです。このため、木材部分が先に削れ、隙間を埋めていたガラス質部分もなくなっていきます。
木製食器に使用可能ですか?
可能です。※tataraシリーズのうち、食器に使用することを想定した塗料のラインナップをご使用ください。下記の食品安全基準試験に合格している塗料は、木の器・スプーン・箸などに安心してお使いいただけます。
【tataraの食品安全基準試験結果】
・撥水セラミック マルチ:合格
・撥水セラミック HD:合格
・撥水セラミック OIL:合格
・撥水無機ウッド:合格
・輪ジミ・アク止め:合格
・撥水セラミック ヤケ止め屋内用:対象外
・撥水セラミック ヤケ止め屋外用:対象外
・撥水無機ウッド 屋内ヤケ止め:対象外
・撥水無機ウッド 屋外ヤケ止め:対象外
汚れは付かなくなりますか??
付きにくくなります。特に醤油やコーヒーなどの液体は、tataraの撥水機能により木材に吸収されにくくなるため、防汚対策として効果的です。また、油性ペンやクレヨンなどの油分を含んだ汚れにも防汚性を発揮します。
傷が付きにくくなりますか?
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- 無塗装の木材に比べて傷付きにくくなりますが、完全に傷を防ぐことはできません。tataraを塗装した表面層は、硬くなりますが、木材の隙間にガラス質が埋まるだけなので、木材に強い力がかかると凹みや傷付きの原因となる場合があります。純粋なtataraの硬度は鉛筆硬度でHの硬さです。杉に塗装した場合、桧くらいの表面強度となります。
桧(ひのき)の風呂に使用できますか?
使用できます。「輪じみ・アク止め」の下塗りと、「撥水セラミックマルチ」による上塗りの組合せを推奨します。塗装することで、桧の腐朽菌による劣化を防止できます。
ただし、表面に発生するぬめりやカビは防ぐことができません。除去は容易になります。
木材の色は変わりますか?
tataraを塗装すると、乾燥した木材よりも少し濡れたような色合いになります。ガラス質が木材の隙間に入り込んで、表面が滑らかになるために見た目の色が変化します。ニスやオイルに比べると色変化は少なく抑えることができます。
(参考)
輪じみアク止めの塗布は必須ですか?
必須ではありません。タンニンが多く含まれる木材でテーブルなどの水滴が付く家具を作成する際に「輪じみアク止め」の塗布を推奨します。
<タンニンを多く含む木材の例>
杉、オーク(ナラ)、パイン(松)、アメリカンブラックチェリー など
輪じみが発生したときは、表面を軽く削り、仕上げたtatara塗料と同じもので再塗装すれば修復可能です。他の表面汚れも同様に修復可能です。
どれくらいの量が必要ですか?
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- tataraの塗布量は、木材の種類や乾燥具合で変わります。
おおよその塗装量目安として、1平米あたり、1回目50cc、2回目30cc、3回目20ccです。
tataraは塗り継ぎが可能な塗料です。少量をご購入いただき不足した場合は追加でご購入いただくことをお勧めいたします。
- tataraの塗布量は、木材の種類や乾燥具合で変わります。
他の塗料の上からtataraを塗装できますか?
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- 基本的には塗装できません。tataraを塗装できる条件として、木材がtataraを吸い込むことが必要です。ニス(ウレタン塗装含む)、オイル塗装がされている木材は全くtataraを吸い込まないため、塗装不可となります。着色ステインの上からは塗装できます。ただし、全てのステインとの相性を確認していないため、目立たないところで試し塗りしていただきますようお願いいたします。
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