ナチュラルで安心安全な素材にこだわるリネン・コットン(麻・綿)天然素材カーテンの特長と魅力
カーテンを選ぶときは、色柄や機能のほかに、素材も大切なポイントになります。生地の素材は、化学繊維、天然繊維、再生繊維があり、それぞれ特長が異なります。そこで今回はカーテンに使われる素材の中でも「天然素材」に着目して、それぞれの特長と人気がある理由をご紹介いたします!リネン素材、コットン素材など天然素材のカーテンが気になっている方、ぜひ参考にしてみてくださいね!
カーテン素材にはどんな種類がある?
化学繊維、再生繊維、天然繊維の3種類に分かれる!
そもそもカーテンの素材は「化学繊維」「再生繊維」「天然繊維」の3種類に分かれます。化学繊維にはポリエステルやアクリル、再生繊維にはレーヨンやキュプラ、天然繊維にはリネン、コットン、ウール、シルクがあります。
中でも、化学繊維であるポリエステルはシワになりにくく耐久性に優れているのでカーテンの素材としてよく使われています。一方、静電気が起きやすい・蒸れやすいといったデメリットも。
天然繊維なら、こういった化学繊維のデメリットをカバーでき、より長持ちするのが特長です。
リネン(麻)素材の特長
サラッとした軽やかな手触りで丈夫
人類最古の繊維とも言われるリネン(麻)。フラックスという植物から作られた天然の繊維で、麻特有のサラサラとした手触りとナチュラル感が好まれています。
通気性が良く、吸水吸湿、発散性、速乾性に優れ、天然繊維の中でもっとも丈夫です。濡れてもすぐ乾くので、カビや虫の発生も少ないです。
シワになりやすく縮みやすいので、お洗濯には注意が必要ですが、使い込むほどに柔らかく、肌馴染みの良い生地へと変化します。
リネン素材のカーテンの良さ
くたっとして素朴な風合いが人気
夏のイメージが強いリネンですが、使い込むほどにくたっとした風合いが増して、ナチュラルテイストなお部屋を演出します。リネンならではの素材感で、着飾らない素朴な雰囲気を味わえます。シワになっても風合いが良く、ヴィンテージのような味のある空間に。
リネンにはやさしく美しい透け感があるので暗くなり過ぎず、リネン越しに見える光が一日の時間の流れを教えてくれます。リネンカーテンは、糸の密度が高く、室内がばっちり透けてしまうことはありません。程よく採光しつつ、うっすら目隠しもできるそんなカーテンなんです。
コットン(綿)素材の特長
肌触り抜群!天然素材の中ではデザインも豊富
天然繊維の代表ともいうべきコットン(綿)。
衣類やタオルなど、日用品としても、私たちの生活に古くから関わってきた素材です。こどもの肌着にも使われるほど肌触りがよく、丈夫で吸水吸湿性、保湿性に優れています。最近では、オーガニックコットン(有機栽培された綿)を使ったカーテンも販売されています。
シワになりやすく縮みやすいという特長はありますが、染まりやすく発色性に優れているため、プリントカーテンによく使われています。その他の天然素材よりもデザインが多いので、見た目にこだわりたい方にもおすすめです。
コットン素材のカーテンの良さ
調湿機能で過ごしやすい!デザインもこだわりたい方に
綿は吸水性、吸湿性に優れ、乾燥しにくく静電気が起こりにくいため、お部屋の湿度を快適に保ちます。夏はサラッと、冬はしっとりと過ごしやすい空間に仕上げてくれます。繊細な繊維のため肌触りが良く、肌への引っ掛かりもありません。
発色が良いので色柄が豊かなプリントカーテンも多く、天然素材にこだわりたいけどデザインにもこだわりたい方におすすめです。柔らかな表情でナチュラルな風合いを楽しめます。
自然素材で統一したい方におすすめ!
ナチュラルな一体感!体に優しい素材
天然素材に囲まれた、丁寧なくらし。暖かみのある天然素材は、贅沢な風合いを持ちながらも丈夫で長持ちするので、「良いものを長く使いたい」という人にもぴったりです。
化学物質を使わない木造住宅や、無垢や漆喰など、天然素材にこだわったお家に、天然繊維のカーテンをコーディネートすると一体感が生まれます。自然から作られた素材で統一することで、ホッと心が安らぐこと間違いなしです。
また、天然素材はシックハウス症候群の原因となる有害物質がきわめて少なく、アトピーや喘息、アレルギーなど、健康面が気になる方にもおすすめします。
万が一燃えてしまっても、天然繊維は有毒ガスの発生が非常に低く、人体への影響はわずかです。化学繊維のように大量に発生することがなく、安心・安全な素材なんですね。
天然素材カーテンのお手入れ方法
普段はほこりを払うだけでok!水洗いは要注意!
カーテンには、目には見えないホコリや花粉などの汚れが多く付着しています。いくら天然素材が汚れにくいといっても、気づいたときにホコリを落としてあげましょう。はたきやブラシなどで落としたホコリは、掃除機で吸い込んでください。カーテンの開閉だけでもホコリは落ちますので、はたき掛けがちょっと面倒なときにお試しくださいね。
天然繊維のカーテンは、強度はありますが、洗濯すると縮みやすいので注意が必要です。もし汚れてしまったときは、必ず『取り扱い絵表示』を確認してください。
「洗濯可」や「手洗い可」であれば家庭でも洗えますが、水洗いができないものやドライクリーニング表示のものは、クリーニングに出しましょう。
店頭で売られているカーテンは化学繊維が主流ですが、静電気が起きて汚れやすいデメリットがあります。天然繊維は化学繊維のデメリットがなく、上部で汚れにくいのが特長です。有害物質が少ないのでアレルギー体質の方、小さいお子様やお年寄りのいるお部屋でも安心してお使いいただけます。
シンプルでナチュラルな風合いの天然繊維は、無垢や漆喰など、そのほかの自然素材インテリアとの相性も抜群です。上品な質感の天然素材カーテンは、日々の暮らしをより豊かに演出してくれるアイテム。良いものを長く使いたい、自然素材でコーディネートしたい方にピッタリです。
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