カーテンの裾上げをセルフで!安価でできる5つの方法

カーテンの裾上げ方法はどんなものがある?カーテンの裾上げをセルフで!安価でできる5つの方法

既製カーテンを購入したけれど、窓とサイズが合っていない」「カーテンの取り付け場所を別の窓に変えたため、サイズが合わなくなった」といったことはないでしょうか。床に引きずるほど丈の長いカーテンは、カーテンのデザインや見方によっては、だらしない印象を与えてしまいます。カーテンの裾上げはセルフでもできるため、長すぎるカーテンに悩んでいる方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ここでは、セルフでできるカーテンの裾上げ方法についてご紹介します。

 

カーテン裾上げの方法1. アジャスターフックを調整する

わずかな裾上げならフックで解決できる可能性も!

カーテン裾上げの方法1. アジャスターフックを調整する

裾上げしたい長さが4センチ程度であれば、フック部分を調整すれば裾上げをしなくて済む可能性があります。
まず、お使いのカーテンについているフックを確認してみてください。プラスチック製でフック部分がスライドするタイプであれば、取り付け位置が調整可能な「アジャスターフック」です。
「カーテンはレールが見える取り付け方をしている(天井付けである)」
「カーテンレールが細いタイプである」
「窓枠の外側にカーテンレールを取り付けている」
アジャスターフックであることに加えて上記3つの条件が整っていれば、4センチ前後の裾上げがワンタッチで叶います。

 

カーテン裾上げの方法2. 裾上げテープ

ポピュラー&手間いらずな裾上げ方法!

カーテン裾上げの方法2. 裾上げテープ

 カーテンの裾上げでポピュラーな方法といえば、裾上げテープの使用です。
スカートの裾上げ用や布用裾上げ用テープなどが販売されていますが、カーテンの裾上げに使用するのであれば、粘着力の強い「カーテン用裾上げテープ」を活用しましょう。
まず、裾上げしたい長さにカーテンを折って、アイロンで折り目をしっかりつけます。その後、折り返した裾部分とカーテン表面が密着するように、カーテン用素仕上げテープを貼りましょう。当て布をした上からアイロンをし、熱でテープのノリを溶かして粘着させれば完成です。
裾上げテープの中には両面タイプもあります。両面タイプはテープが裏側から見えないため、より仕上がりがキレイです。

 

カーテン裾上げの方法3. ミシン縫い

まっすぐ縫うことがキレイに見せるコツ!

カーテン裾上げの方法3. ミシン縫い

ミシンの扱いに慣れている人であれば、ミシンでの裾上げを検討してみましょう。ミシンでの裾上げは裾上げテープよりも強度があり、裾がだれてきたり落ちてきたりしにくいです。
ただし注意してほしいのが、一般的な窓に設置されているカーテンは広げると4m近い幅になる、という点です。4mをずれることなくまっすぐ縫うには、テクニックが必須。ミシンに自信がある人、もしくは多少ずれていても気にしない人はチャレンジしてみましょう。

 

カーテン裾上げの方法4. 手縫い

時間のあるときにコツコツ進めよう

カーテン裾上げの方法4. 手縫い

ミシンよりも調整が効きやすく、裾上げテープよりも保持力が高いのが手縫いです。「流しまつり縫い」というおもて面の縫い目を見せない縫い方をすることで、裾上げが自然に仕上がります。
難点を上げるとすれば、やはり手間がかかること。4m前後を手縫いしようとするのは容易ではありません。
時間がある人や少しづつで良いから裾上げをしたい、と考える人向けと言えるでしょう。

 

カーテン裾上げの方法5. 安全ピン

裏からの見た目を気にしない人向け!

カーテン裾上げの方法5. 安全ピン

安全ピンで裾上げも可能です。やり方はとても簡単で、裾上げをしたい高さでカーテンを折り、アイロンをかけたあと安全ピンを等間隔で止めるだけ。手間がかからず、カーテンがだれてきたり落ちきたりすることも少ない方法です。
デメリットをあげるとすれば裏側からの見た目が良くないこと、さらに表面に安全ピンの針部分が見えてしまうことが考えられます。また、安全ピンを止める量が少ないと裾がたわんでしまうでしょう。かといって多すぎれば、表面からの見た目が悪くなります。

 

カーテンのセルフ裾上げをする際の注意点

既製品のような美しさを実現するのはテクニックが必須!

カーテンのセルフ裾上げをする際の注意点

自分で裾上げをする場合、キレイに仕上げるにはいくつかのポイントがあります。
まず、折り目をしっかりつけること。既製品のカーテンを見るとわかりますが、裾の折り目がふくらんでいたりラインが曖昧だったりすることは少ないです。より自然な仕上がりにするためにも、裾の折り目はしっかりつけましょう。
加えて折り目のラインは端から端まで同じ高さでないと、カーテン全体が歪んで見えてしまいます。
裾の素材にも注目してみましょう。裾の中に重りであるウェイトテープやウェイトバーが入っている場合、しっかりと裾を止めないと、重みでだれてきてしまうでしょう。また、丈を短くするために裾を折るだけで処理をすると、生地に厚みが生じ野暮ったい印象になります。カーテンの裾をある程度切ってからの方が、仕上がりがキレイです。

 

オーダーカーテンなら裾上げの手間いらず!

安価なオーダーカーテンも検討しよう

オーダーカーテンなら裾上げの手間いらず!

カーテンの裾上げをセルフで行う場合は注意点をいくつか留意すること、さらに裁縫や手先のテクニックが求められます。そのため慣れていないと時間をかけて裾上げをしたものの、「想像とは離れた出来になってしまった」なんて事態に陥ることも少なくないでしょう。
カーテンの裾を短くしたいのなら、今のカーテンでどうにかするのではなく、オーダーカーテンを購入するのもひとつの方法です。
「費用をかけたくないから」「今のカーテンが気に入っているから」など、裾上げをセルフで行う理由はそれぞれです。しかしオーダーカーテンの中には安価な製品も多く品数も豊富なため、「これだ!」と思えるカーテンに出会えるはず。
手間を省き見た目にも優れた窓周りを実現するためにも、セルフでの裾上げ以外にカーテンの新調も検討してみてはいかがでしょうか。

 

カーテンの裾上げは手間をかけない方法を選択しよう

「手間をかける=キレイな仕上がり」とは限らない

カーテンの裾上げは手間をかけない方法を選択しよう

カーテンの裾上げをセルフで行う場合、キレイに仕上げるために必要な工程・テクニックがいくつもあります。時間が無い人やもう何年も同じカーテンを使っている人の場合、オーダーカーテンを新調してみてはいかがでしょうか。
カーテンを新しくすることで裾上げの手間が省けるだけでなく、空間のイメージも大きく変化します。カーテンの丈で悩んでいる人は、ぜひ、裾上げの手間を必要としないオーダーカーテンを検討してみてくださいね。

 
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