カーテン以外のウインドウトリートメント。おすすめの取り付け場所は?シェードカーテン・ロールスクリーン・ブラインドの魅力!
カーテン以外でポピュラーなウインドウトリートメントといえば、シェードカーテン・ロールスクリーン・ブラインドなどが挙げられます。それぞれにはどのような特長があり、どんな場所に使用すれば良いのでしょうか。3者の魅力や取り入れ方、さらにお手入れ方法などについて、見てみましょう。
シェードカーテンの特長
ロールスクリーン・ブラインドとは違う優しい雰囲気
シェードカーテンとは、生地を蛇腹に畳んだり伸ばしたりして開閉するウインドウトリートメントです。開けたときには下部に溜まる布が、窓周りに豊かで温かな印象を与えてくれます。
シェードカーテンの大きな特長は、「カーテンと同じ生地でカーテンよりもすっきりとした窓装飾ができる」という点です。ボリュームのあるカーテンでは派手に見えてしまう大柄なデザインでも、ひだのないシェードカーテンならすっきりとした印象になります。
加えてカーテンと同じ生地で作れることから、お揃いの柄でカーテン+シェード、レース部分をカーテンにしてドレープ部分をシェードに、といった組み合わせも可能です。
メカもののウインドウトリートメントの中でシェードカーテンは窓周りにおける組み合わせの多彩さにおいて、頭1つ抜けていると言えるでしょう。
シェードカーテンはインテリア性を求める人におすすめ
窓周りに遊び心を加えられるアイテム
閉じているときは1枚絵のように目を引く存在に、開いているときもドレスのような豊かな印象に。シェードカーテンは、窓周り・空間全体をおしゃれに彩りたい人におすすめです。
前述した通りカーテンと同柄でコーディネートをしたり、ドレープのカーテン+レースのシェードカーテンなど異なる種類で組み合わせたりすれば、こなれた印象を作れます。
窓周りに個性の演出をしたい人や、いろいろな楽しみ方をしたい人にとって、シェードカーテンは相性が良いです。
カーテンと同柄でできるシェードカーテン
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オーダーカーテン
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シェードカーテン
ロールスクリーンの特長
シェードカーテンとの違いとは?
ロールスクリーンは、シェードカーテンによく似たデザインをしています。しかしシェードカーテンのように裾に布がたまることがないため、よりシンプルな窓周りを印象付けます。
すだれのようなデザイン、レース生地とストライプになったデザインなど、シェードカーテンにはない個性的な生地があるのもロールスクリーンの特長です。水回りに向いた生地も豊富なため、使用方法の選択肢はシェードカーテンよりも広いと言えます。
一方でシェードカーテンよりも生地の取り外しが手間なこと、ファブリックならではの温かみは少ないことなど、デメリットもゼロではありません。よく似た両者ですが、どちらが良いのかは使用用途や目的によって異なるでしょう。
すっきり見せたい空間にはロールスクリーンがぴったり!
より軽やかなウインドウトリートメント
ロールスクリーンは、よりすっきり見せたい場所での活用がおすすめです。たとえばキッチンとリビングの間仕切り、小さな窓、玄関の土間収納の出入り口など。散らかりがちな場所や狭い空間、ドアをつけたくないけれど目隠しが必要な場所で活躍します。
その他にもシアタールームのスクリーンとして使えるタイプを選択する例も少なくありません。巻き上げている時はコンパクトな状態なため、普段の生活で邪魔になることもないでしょう。
ブラインドの特長
都会的な空間づくりにおすすめ!
ブラインドは、「スラット」と呼ばれる羽を動かすことで、目隠し・採光ができるウインドウトリートメントです。シェードカーテンやロールスクリーンと違い布が使われないため、柔らかさよりもカジュアルなイメージの方が作りやすいと言えます。
閉めているときは風通り・採光を諦めるしかないシェードカーテン・ロールスクリーンと違い、ブラインドは閉めながらもスラットの角度を調整ができ、その結果、風や光を通すことが可能です。視線を遮りながら窓に求めるものを取り入れられる機能性の高さが、ブラインドの強みと言えるでしょう。
一方でスラットが折れることがあること、埃がたまりやすく掃除の手間がかかることなどがブラインドの欠点です。ブラインドを導入するのであれば、ていねいな扱いやこまめな手入れが求められます。
調光・通気性を細かく調整したい場合はブラインド◎!
窓周りに多くのことを求める人におすすめ
ブラインドの良さが活かせる場所は、調光・通気性などを確保しながら目隠しをしたい場所です。リビングはもちろん耐水性ならバスルームや洗面所、大きなサイズにも対応できるタイプならオフィスなど、設置場所を限定しません。
また、横型のアルミスラットではなく縦型のタイプやウッドブラインドなどを選択すれば、ブラインドの機能を保ちつつ違った雰囲気を楽しむことも可能です。
機能性を重視しながら見た目にもこだわりたい人は、ブラインドを検討してみてはいかがでしょうか。
RESTAで売れてるアルミブラインド
それぞれの費用差とは?
予算に合ったアイテムを選ぶことが大切
シェードカーテン・ロールスクリーン・ブラインドの価格はサイズや生地・素材などによって異なるもの。しかし一般的なデザイン・サイズであれば「ロールスクリーン<ブラインド<シェードカーテン」の順で価格に差があります。
取り付ける場所や空間のイメージによってどのアイテムを選ぶのがベストかは変わりますが、予算との擦り合わせをした上で、目的を果たせるウインドウトリートメントを選択しましょう。
シェード・ロールスクリーン・ブラインドのメンテナンス方法
こまめなお手入れをして長く使おう
シェードカーテンとロールスクリーン、ブラインドの普段のお手入れ方法は、ハタキで埃を落とす程度で大丈夫です。念入りな洗濯・掃除をする場合には、それぞれやり方が異なるため注意をしましょう。
シェードカーテンの布にしみや汚れがついていた場合は、中性洗剤やベンジンを使って落とします。ぽんぽんと叩くように拭いて、汚れが広がるのを防止しましょう。加えて年に1〜2回はメカから布を取り外し、洗濯やクリーニングをするのがおすすめです。
ロールスクリーンもウォッシャブルタイプであれば生地を取り外して洗濯機で洗えます。洗濯機に入れる際には、やわらかく丸めて弱洗いにし、脱水も少なめにしましょう。
ブラインドは洗濯ができないため、中性洗剤で拭いて汚れを落とします。拭く際にはスラットを折らないように注意をしてください。
ウインドウトリートメントは、窓に求める機能とインテリアとのバランスを見て決めるのが大切です。
適した窓周りのアイテムを選択することで光や温度の調節が叶い、心地良い空間づくりが叶います。加えてインテリアにに馴染むタイプのウインドウトリートメントを選ぶことで、部屋のおしゃれ度もアップ。思い描いていた理想の部屋で過ごす時間は、安らぎを与えてくれます。
予算内でどこまで窓周りの希望が叶うのか、気になる方は見積もりから試してみてくださいね。
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