専門店に出す場合の頻度・料金・日数は?クリーニングに出せるカーテンを解説!
ニオイやカビ、手垢など日常生活でどうしてもよごれてしまうカーテン。自宅で洗おうと思っても、大きくて、重くて、数も多くて大変ですよね。そんな悩みを解決してくれるのが「クリーニング」です。いざ使ってみたいと思っても、実際のクリーニング料金や頻度、仕上がりまでにかかる日数がわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、クリーニングに出せるカーテンについてまとめました!汚れやニオイ、虫がつきにくい機能性カーテンもご紹介しています。
クリーニングに出せるカーテンの見分け方
水洗い、ドライクリーニングできるもの
クリーニングに出せるカーテンは、水洗いまたはドライクリーニングに対応しているカーテンになります。必ず洗濯ラベルの取り扱い絵表示を確認して、クリーニングに出しましょう。
ちなみに、洗濯表示には「新」と「旧」の2種類があります。水洗いできるのは、洗濯機や桶のマーク。クリーニングに出せるのは、ドライ、ドライ・セキユ系、P、Fのマークになります。
お家の洗濯機で洗えるカーテンであっても、汚れを残さずきれいに洗いたい、型崩れを防ぎたい、カビ取りしてほしいなど、自分ではちょっと大変そう…と思ったらクリーニングに出した方が、気持ち的にも余裕が生まれます。
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- クリーニングに出す頻度は?
- クリーニングする頻度は、レースカーテンなら数か月に1回、ドレープカーテンなら半年~1年に1回が目安です。
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- クリーニングの費用はどれくらい?
- カーテンのクリーニング費用はサイズによって決まります、一般的な100×180cmですと1組で2,500~4,500円程度が目安。生地の厚みが少ないほど安く、レース、ドレープ、遮光ドレープの順で料金がやや高くなります。カビ落としや染み抜きをする場合は別途3,000円くらい費用が掛かります。
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- クリーニングにかかる日数は?
- カーテンのクリーニングにかかる日数は5~10日程度。中には当日仕上げしてくれるクリーニング業者もあります。
自宅で洗いたい!どの洗濯タグならOK?
取り扱い絵表示をチェックしよう
ご家庭で洗えるカーテンか確認したい場合は、洗濯ラベルの取り扱い絵表示を見ましょう。四角い洗濯機のマークや桶のマークですと、洗濯機で洗えます。「手洗イ」や手の表示がある場合は、洗濯機ではなく手洗いで洗ってください。
「弱」や桶についている下線は洗濯機の弱モード(または手洗い)、数字は洗濯に適した水温を表しています。中性と書いてある場合は、中性洗剤を使うようにします。
桶のマークに×印がついたマークがついていると、お家で洗濯することはできません。
ウォッシャブルカーテンとは?
縮みにくい、シワ・色落ち・色褪せに強い!
ウォッシャブルカーテンとは、ご家庭の洗濯機で丸洗いできるカーテンのことです。一般家庭用の洗濯機で水洗いしても、色落ち・色あせせず、縮みにくいのが特長。
水に濡れても乾くのが早いのでシワになりにくく、お家でもメンテナンスしやすいカーテンになります。
ホコリを払ってきれいに屏風だたみにし、洗濯ネットに入れて洗うとより長持ちします。カーテンを干すときは、もとのカーテンレールに吊って優しくシワを伸ばすように整え、自然乾燥すると型崩れしにくいですよ。
型崩れしにくい加工もできる!
数回洗濯してもドレープがキレイ
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- 形態安定加工
- カーテンのヒダを整えつつ生地の張りを抑え、ドレープがキレイに見える加工方法です。1~3回の洗濯回数なら、規則正しいドレープが保てます。
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- 形状記憶加工
- S字状のプリーツが長持ちする加工方法です。形状が保てる洗濯回数の目安は5回程度。プリーツだたみにしてもV字のような跡が残りにくく、よりドレープを長持ちさせたいカーテンにおすすめです。
キレイに保てる!機能性カーテン
より衛生的に長く使える!
防汚カーテン
汚れが落ちやすい!防汚カーテンは、洗濯やクリーニングで汚れが落ちやすいのが特長です。また、洗濯時の逆汚染による黒ずみも予防できます。
中には、制電機能を持つカーテンもあり、ほこりやゴミがつきにくく落としやすいので、洗濯の回数も抑えることができます。
よく出入りするような掃き出し窓、換気の頻度が多い腰高窓など、外気で汚れやすい場所のカーテンにもおすすめです。
防カビカーテン
カビが発生しにくく、広がりにくい!防カビカーテンは、カビが広がりにくいカーテンのことです。
冬場、外と部屋の温度差でどうしても窓に結露が発生していまいますよね。窓に結露した水分からカーテンがカビてみるみるうちに黒ずみがひろがってしまったという例も少なくありません。
防カビカーテンには、カビ菌の細胞壁を壊して、同じような菌に対して危険信号を出すといった性質があります。そのためカビが発生しにくく、なおかつ広がりにくいといった特徴があるんですね。
冬場、結露でとくにカビが気になるようなレースカーテンにおすすめです。
消臭カーテン
タバコ・生ゴミ・ペットなどのイヤなニオイを抑える消臭カーテンはイヤなニオイを抑えるカーテンのことです。カーテンの繊維に付着したニオイの物質を分解する仕組みになっています。ペット臭以外にも、不快なニオイに含まれているアンモニアや硫化水素に特に力を発揮します。
消臭カーテンの中には、光触媒消臭という機能をもつ生地もあります。光触媒消臭カーテンは、紫外線と特殊酸化チタンをもとに、シックハウス症候群の原因物質を分解してくれるカーテンです。タバコ、生ゴミ、汗、加齢臭などの消臭をするほか、ニオイがつきにくくなる機能も兼ね備えています。
抗菌・制菌カーテン
ニオイの原因菌・有害な細菌の増殖を抑える抗菌・制菌カーテンとは、生地に光(おもに紫外線)が当たると化学反応が起きて、細菌が繁殖するのを抑えるカーテンです。
抗菌と制菌の違いは、対象となる菌の性質です。抗菌はニオイの原因菌をピンポイントに、制菌はニオイに関わらず有害な菌の繁殖に対してまとめて対策できるのが特長です。
抗菌と制菌機能が一体になった機能性カーテンも多く、小さなお子様やお年寄りのいるご家庭でも安心してお使いいただけます。
日常生活でどうしても汚れてしまうカーテン。いざ洗おうと思っても、自分ひとりでは重労働ですし、クリーニングだと費用も日数もかかって、なかなか洗えていないご家庭も多いのではないでしょうか。
カーテンには、ニオイや汚れ、菌がつきにくい等、機能性に優れた生地も見つかります。通常のカーテンよりも清潔で過ごしやすくなりますし、そもそも汚れが少なく済むので日常のお手入れだけでキレイになることも。年に1~3回洗うのがベストではありますが、なかなか洗濯できないときでも心にゆとりが持てますね。
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