上質な睡眠に!カーテンで寝室コーディネートしよう!寝室向けのカーテンの選び方
寝室のカーテンは防犯やインテリアの目的だけではなく、睡眠の質にも大きく関わる窓アイテムです。快適な睡眠はもちろん、一日の中で一番のリラックスした時間を過ごすためにも、気持ちが落ち着くような色やデザインのカーテンを選ぶのがポイントです。そこで今回は、カーテンを中心に、寝室向けの窓アイテムの選び方をまとめました!
ブラインドカーテン
調光、通気性のある窓インテリア
外からの視線を防ぎながら手軽に調光できる、ブラインドカーテン。眩しい西日も柔らかい光として採り入れられます。羽根の角度を変えるだけで、通気性も調節できます。朝、心地よい日差しと風を感じて目を覚ましたい、そんな寝室におすすめの窓アイテムです。
色や種類も豊富で、部屋の雰囲気に合わせたものが選べるところも魅力。アルミ製のほかに、木製や布製のものもあり、自然素材やファブリック素材ならではのぬくもりと、落ち着いた雰囲気が味わえます。
ただし、構造上、コードを通す隙間があり、完全な閉め切りができません。しっかり遮光したい場合は、昇降コードのない構造のものや、昇降コードが太い紐状になったラダーテープ仕様を選ぶと、光漏れを抑えられます。
プリーツスクリーン
窓回りをスッキリおしゃれに飾る!
和紙調で落ち着きのあるプリーツスクリーン。和モダンな空間を演出でき、特に和室で使われることが多いのです。しかしながら、寝室にも合わせやすいナチュラルな無地、プリント柄、デニム調、様々なラインナップもあります。
寝室には、透けにくい和紙調や、厚地スクリーン、遮光タイプが選ばれています。窓枠内にぴったり収まるので、お部屋も広くなり、スタイリッシュに見えるところが魅力です。
普段はワンフロアで、就寝時だけ仕切って寝室を作るといった、部屋の仕切りとしての使い方もできます。
プリーツスクリーンは布調ですが、水で洗うことはできません。普段のお手入れは、ハンドモップなどでこまめにホコリを落としてあげましょう。汚れた場合は、薄めた中性洗剤を含ませたきれいな布を固く絞り、優しく拭くようにしてください。
カーテン
バリエーション豊富!たくさんの機能も選べる!
周りのアイテムとして、最も普及しているカーテン。耐久性に優れ、一般的には10年以上の使用可能とされているため、コストパフォーマンスの高さも大きなメリットです。ちなみに、風水では、寝室にはレースカーテンとドレープカーテンを使うと、良い運気につながると言われています。
フックを外すだけで取り外しができるので、お手入れも簡単。ホコリもたまりにくく、ウォッシャブルタイプのカーテンは自宅で洗濯もできるので、いつも清潔な状態を保てます。
窓アイテムのなかでも特にバリエーションが多く、納得のいくデザインを見つけやすいです。「遮光」「遮像」「ミラーレース」「花粉キャッチ」「UVカット」など、機能性に優れたカーテンもたくさん揃っています。
寝室で使うカーテンの色の選び方
寝つきを良くするには、シックで落ち着いた雰囲気が〇
カーテンは壁面を大きく覆うので、色によって大きく印象が変わります。寝室の雰囲気や、インテリアとのバランスを考えて選ぶのがポイント。カラーコーディネートの黄金比(ベース:メイン:アクセント=70%:25%:5%)と照らし合わせて、カラーを選んでみましょう。
ちょっとしたコツとしては、ベッドや枕、フローリングや壁紙など、既存の寝室のインテリアと同系色・類似色などを選ぶと、落ち着いた雰囲気になります。
【同系色】同じ色で、彩度や明度が変わるもの
【類似色】色相環上、隣り合った色同士
寝つきを良くしたい方は、赤や黄色、オレンジといった明るくてエネルギッシュなカラーは避け、青や緑、ベージュなどシックな色味をチョイスしてみましょう。
寝室向けの柄カーテンの選び方
色の濃淡、コントラストが弱い柄がおすすめ
部屋のアクセントにもなる柄物のカーテンは、お部屋をおしゃれに見せるアイテムになります。一方で、寝室では柄の主張が強いカーテンは心が落ち着かず寝つきにくい、といった特徴もあります。
シンプルで合わせやすいのは無地や織物調、柄付きの場合は小柄、色の濃淡・コントラストが弱いデザインを選ぶと失敗しくいです。とくに、小柄のカーテンは寝室を広く見せたいときにもおすすめです。
寝室には「遮光カーテン」「遮音カーテン」がおすすめ!
眠る時間が不規則な方、周辺環境の音か気になる方にも重宝
遮光等級の高いカーテンは、外からの光をしっかり遮るので、寝室が暗くないと眠れない方におすすめです。仕事などで眠る時間が不規則な人でも、外の光を気にせず安心して眠ることができます。
また、音が通りにくい素材や織り方で作られている遮音のカーテンは、防音機能があります。防音カーテンは、女性の声やテレビの音、楽器の音、工事現場の騒音が気になりにくいです。アパートやマンション等、隣の部屋の音が気になる、日中の外の音が気になる方は、遮音カーテンもチェックしてみてくださいね。
遮光の等級と分類
遮光率99.4%以上!しっかり光をカット!
遮光カーテンの「遮光等級」とは、どれくらい光を遮るかで区分したものです。遮光1級、遮光2級、遮光3級といった分類があります(遮光1級は、さらに5段階に分かれます)。数字だけみると違いはわずかなように見えますが、実際に感じる明るさは大きく変わります。
遮光1級は、人の顔の表情が識別できない遮光レベル。遮光2級は、人の顔あるいは表情がわかる遮光レベル。遮光3級は、人の表情はわかるが事務作業には暗い遮光レベル。朝陽で時間を感じて起きたいのか、日中しっかり睡眠を確保したいのかなど、ライフスタイルによって選ぶのがベストです。
寝室のカーテン選びで一番大切なのは、快適な睡眠を得られる環境を作ることです。リビングやダイニングなどその他のお部屋に比べて、色や柄の選び方もやや変わってきます。心が落ち着いてスッと眠れるようなデザインがおすすめです!
ブラインド、プリーツスクリーン、カーテンは、寝室に合わせやすい窓アイテム。自分のライフスタイルに合った窓アイテムを選んで、一日の疲れを癒す上質な睡眠をとりましょう!
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