いつまでも美しくご使用いただくためにウルトラスエード®のお手入れ方法
ウルトラスエード®は、東レが開発したお手入れがとっても簡単な素材を使用しています。シワになりにくく、型くずれしにくいという特長があり、また、ご家庭での洗濯も可能です。日ごろのお手入れから、汚れがついてしまった時の対処方法、お洗濯方法など、正しいメンテナンスのやり方を理解して、いつまでも美しくご使用下さい。
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ホコリや毛羽などの汚れは、エチケットブラシで軽くブラッシングして、取り除いて下さい。
全体の汚れが気になる場合1.40℃程度のお湯を染み込ませて、固く絞った布やクロスで全体を拭いて下さい。
2.生地が乾いたら、エチケットブラシで毛並みを整えるようにブラッシングしましょう。
※月1回程度このお手入れを行うと効果的です。
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飲みこぼしなど水性の液体汚れがついた場合は、すぐにティッシュペーパーなどを軽く当てて、液体を吸い取って下さい。だいたいの汚れはこの方法だけで除去できます。
(※液体を吸い取る際、ティッシュペーパーなどで強く抑えすぎると、汚れがシートに染み込みかえって取れにくくなる場合があります。)
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表面で乾燥して固まってしまった場合
泥汚れやコーヒーなどの乾いた汚れは、汚れの部分を軽くブラッシングして取り除きます。ブラッシングの後、掃除機で乾燥汚れを吸い取るとより効果的です。
頑固な水性の汚れには?
上記の方法で汚れが取れない汚れには、こちらの方法をお試しください。
1.40℃程度のお湯を染み込ませて、固く絞った布やクロスで、汚れている部分を外から内に各方向から拭いて下さい。(※拭き取る布は常に新しい綺麗な部分を使い、強くこすらないことがポイントです。)
2.表面のナップ(毛羽)の乱れが気になる場合は、軽くブラッシングして下さい。
3.水拭き終了後は完全に乾燥させてからお使い下さい。
1.乾いた布やティッシュペーパーで、汚れが広がらないように出来る限り拭き取ります。
2.ベンジンを染み込ませた布で汚れ部分を外から内に叩いたあと、乾いた布で浮いてきた汚れとベンジンを叩きながら吸い取ってください。
3.この作業を汚れの取れ具合に合わせて、数回繰り返します。
4.汚れを拭き取った後は、ベンジンを完全に乾燥させてからお使い下さい。
※部屋、車内の換気と火気にはお気をつけください。必ず窓を開けて作業しましょう。また、ベンジンを布に浸けすぎないようにし、浸けすぎた場合は軽く絞って下さい。(ポタポタとこぼれ落ちる場合は浸けすぎです。)
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- ウルトラスエード®は家庭での洗濯(手洗い・洗濯機の手洗いモード)が可能です。
- 【手洗いする場合】
・30℃以下の水で優しく洗って下さい。
・脱水は軽く手絞りして下さい。
・仕上げはブラッシング後、日陰干しをしましょう。
・洗剤を使う場合は、よく薄めた中性洗剤をお使い下さい。
※塩素系漂白剤は使用しないで下さい。
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- ウルトラスエード®はシワになりにくいため、ほとんどアイロンの必要はありません。
- 【アイロンをかける場合】
・まず最初に、エチケットブラシで毛並みを揃えます。
・必ずあて布をして下さい。
・120℃以下(化繊目盛・低温)の設定で力を入れずに軽くかけて下さい。
長期保存する場合は、ドライクリーニングで汚れを除去した後、風通しの良い暗所で保管しましょう。
・お手入れに家庭用洗剤を使った場合、拭き取りが十分でないと素材の表面品位を損なうなどの問題が生じる可能性があります。洗剤を使ってのお手入れは極力お避け下さい。
・やむを得ず洗剤を使用する場合は、水などで10倍以上に希釈した洗剤をお使い下さい。また、最後にきれいな濡れタオルなどで洗剤成分を十分に拭き取って下さい。
・ウルトラスエード®の淡色または他の素材の白や淡色と、ウルトラスエード®の中濃色、濃色の組合せは色移行のおそれがありますのでご注意下さい。
・ウルトラスエード®は超極細繊維(毛髪の約1/20の細さ)の繊維で構成され、非常に柔らかく作られています。そのため、繰り返しこすると毛羽立ち・破れの原因になります。
・独特のタッチを作り出すために、超極細繊維を使用しています。したがって、高熱によりその繊細なタッチが損なわれたり、コゲ跡が残る可能性があります。特にタバコの火やストーブ等には十分ご注意下さい。
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