3月19日。朝の気温は0℃、日中の最高気温は8℃。
場所は、RESTAの事務所から少し離れた実験場です。

今年最後と思われる冬の日、窓を全開にしてフローリングの施工を行いました。
なぜこんな過酷な環境で施工するのか? それは樹脂製フローリングが温度変化によって伸び縮みするからです。
ちなみに、木質のフローリングは、気温の変化より、湿度の変化で伸縮しますね。
詳しく知りたい方はこちら
フロアタイルの種類と失敗しない選び方
この日の室温は大体8℃~13℃。

気温が低いと、フローリングは収縮した状態になります。
この状態で隙間なくびっしりと敷き詰めた場合、夏になって気温が上昇するとどうなるでしょう?
フローリングは膨張しようとし、その圧力によって浮き上がったり、突き上げたりしてしまうのです。
この浮き上がりを防ぐために使用するのが、ボンドや両面テープ。
つまり、伸びたいフローリングとそれを止めたいボンドや両面テープの戦いです。
そこで今回は、それらの接着方法の相性を試験検証するため、さまざまな施工方法で試験貼りを行いました。

・変性シリコン系ボンド
・弱粘着性ピールアップボンド
・強粘着性ピールアップボンド
・超強力両面テープ
・強力だけどきれいに剥がせる両面テープ
今回の試験に正式な名称を付けるなら
「新製品の線膨張係数に対する、各種接着固定方法の違いによる製品安定度の検証試験」とでもいいましょうか。
そんなことより、、、
とにかく寒い!
そんな中、大工の銭神君は黙々と貼り続けてくれました。

RESTAはDIYショップですが、実際にリフォーム施工を行う部門もあります。
そのため、現場のプロの意見を取り入れながら、製品の品質テストを行うことができます。
そして、わたくし小林は仕入れ担当として、今回の製品の施工に重要なアイテムを開発しました。
それが、専用のボンドくし! なんて地味!

標準的な樹脂系フロアタイルの塗布量は340ml/平米ですが、
今回のボンドくしは山を小さく、数を多くすることで、塗布量を150ml/平米に調整しました。
これが、ちょうどいいはず!
こんな地味な部分にもこだわり、より良い施工方法を追求しています。
今回メインとなるフローリングの開発については、まだ詳細は秘密です。
でも、ちょっとだけお見せしましょう。

一般的な樹脂製フローリングとは違い、温度変化による膨張を1/4程度まで抑えた新配合を採用。
もうこれ以上は言えません……!
初夏になり、実験場での結果が良好であれば、いよいよ発売します!
その頃にまたご報告しますので、お楽しみに!
こちらは、全部を貼り終えた写真。

比較のために、普通のフロアタイルや
置くだけeucaなども配置してみました。
普通のフロアタイルが伸びて浮き上がっているのに新製品が浮き上がらなければ、検証は成功です。
ちなみに。
寒い日に樹脂製フローリングを貼る際は、室温を23℃くらいにして、
製品の温度を十分になじませてから施工してください!