こんにちは!
先日の和室まるごとDIYの続きです。
いよいよ、塗っちゃいます。
練済みを使う場合は、容器から出してそのまま塗り始めるんですけど・・・
私の使った珪藻土は 粉末・・・
塗る前にワンステップ、粉末珪藻土を水で練るという工程が必要なんです。
そんなに難しい作業ではないんですけど、使う量が多いので日曜の朝に気まぐれでパンケーキでも焼こうかしら的にはいきませんよね。
練り容器に使った物は、使わなくなった小ぶりな衣装ケース。
引き出しタイプではなく、蓋を閉めて、両サイドをパチンと留めるやつです。
深さも深くないので、底の方まで混ぜやすいんです!
コツは、一度に大量に練らず、3~5キロずつ練る事です。
混ぜ方は、使う珪藻土によって水に粉末を入れるのか、粉末に水を入れるのか違いますが、ある程度水が馴染んだら、容器の底からすくい上げるように、粉末のダマがなくなるまでまぜます。
きちんと混ざったら、珪藻土が乾燥しないようにビニールを珪藻土の表面に貼り付けるようにぴったり覆い、10分ほど置いて水分を馴染ませます。
ここで、衣装ケースの本領が発揮されます!ふたです。
ビニールをかぶせた上から蓋をすれば、万全な乾燥対策です。
馴染ませ終わったら、いよいよ塗り工程です。
通常はコテ台とコテを使いますが、次に使う予定がないのならば、100均のまな板をコテ台にして、ゴムベラで壁に塗りつけてもいいんじゃないかなと思います。
ゴムヘラですくって、壁にぺちゃっ。それを薄く広げて下塗りです。
端はゴムベラに少しすくって、端から5mmほどの所にゴムベラを置き、ゴムベラをきゅっと壁に押し当ててあげると、ゴムベラの先のほうから珪藻土がはみ出て、端へむにゅっと入っていきます。
失敗しても大丈夫。
壁についた珪藻土をすくい取って再チャレンジ!
慣れてくれば、すいすい塗れますよー。
途中で珪藻土がなくなったら、また練ってくださいね。
馴染ませる時間のロスを無くしたいなら、練り容器を2つ用意するか、馴染ませた後にバケツなどに移しておき、空いた練り容器で珪藻土をあらかじめ練っておくと、バケツの中の珪藻土を使い切る間に、馴染ませ工程が完了します。
1度塗りが乾く前に、2度塗りに入ります。
1度塗りの珪藻土を削ってしまわないように気をつけてくださいね。
2度塗りが終わったら、珪藻土が乾く前に養生を外し、珪藻土が完全に乾くまで物をぶつけたりしないように乾燥させて、施工の完了です!
ココだけの話・・・ 引越し2日前に塗り終わったので、引越し中はまだ完全に乾いていない状態・・・
やっぱり、何箇所か削れていました・・・
でも、珪藻土ならリペアが簡単!
粉末を少しだけ練って、削れた所を埋めちゃえばいいんです。
メンテナンスも簡単なので、施工してからもう7年ほど経ちますが、目立った汚れなどはなく、綺麗ですよー。
冬時期の結露や鍋をした後の臭いも換気無しでも数時間で気にならなくなったので、珪藻土がいい仕事してるのかなーと思います。
是非、珪藻土塗り壁施工にチャレンジしてみてください!
珪藻土
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