みなさんこんにちは!
最近めっきり寒くなってきましたね。
こんな時は 暖かくしたお部屋で 鍋が食べたくなりますよねー。
さて、今日は和室丸ごとDIYの壁編です。
このクリーム色の壁ですが、元々はじゅらく壁というきらきらしたような繊維を塗りつけた純和室な塗り壁だったんです。
でも、築年数が経つと、湿気によるシミや 劣化で繊維がぽろぽろ・・・・
で、何かいい壁材はないかなーって考えて、行き着いたのが、珪藻土!
施工のコストは壁紙よりも少しお高めなのですが、珪藻土にした理由は、湿度コントロール&消臭効果&メンテナンスが簡単だった事ですね。
で、どのように施工したのかというと・・・
使った珪藻土は古壁や壁紙に直接施工できるやつだったんですけど、じゅらく壁の汚れと劣化が目立ったので、じゅらくを剥ぎ取ってから施工したんです。
じゅらくや砂壁を剥ぎ取る場合は、専用のポリマー材を使うことが多いんですけど、そのポリマー材が割高なうえ、廃棄するゴミが増えるので・・・・
霧吹きで水をしゅーっと吹きかけて 少し時間を置いてじゅらくの糊をやわらかくしてからスクレイパーやヘラで剥ぎ取ったんです。
6帖間壁面にまんべんなく霧吹きで水を吹きかける・・・
なかなか大変な作業です。手の甲が筋肉痛になりました。
でも、剥ぎ取る作業のまー、たのしい事!
ぺろりーんって剥がれ落ちて、下地のモルタルが見えるんです!
で、剥がした後のじゅらくは 水分を吸って重たいので、部屋の真ん中に敷いたビニールシートの上で薄く広げて乾燥させておくんです。
じゅらくが取り去れたら、下地処理!
壁の基礎に使われている釘がさびているのか、茶色い斑点が出ていたので、シーラー処理はしっかりめにして、(3回塗りしました・・・)
シーラーが乾燥して珪藻土が塗れるようになっている頃には剥がしたじゅらくも乾燥が終わって 軽くなっているので、ビニールシートをくるっと丸めてゴミ袋へ。
ここまで1人で作業して床の養生開始から2日ほどでした。
2~3人で乾燥したお部屋でやったら、もっと速いかなーと思います。
次回はいよいよ珪藻土を塗る工程のお話ですよー。
それでは、DIYをもっとたのしく!
珪藻土
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