施工・用途別、芝丈、パイル形状、基布素材の違いなど...豊富な人工芝の種類について詳しく解説! 人工芝の種類
人工芝には様々な種類があります。まず大きく分けて、見た目や施工のしやすさを重視した「景観用・ガーデン用」、サッカー場や野球場など安全性や性能に特化した「スポーツ用・競技用」、ゴルフ専用に作られた「パターゴルフ用」があります。景観用、スポーツ用は、それぞれ用途に合わせてショートパイルとロングパイルに分かれ、ゴムチップや珪砂などの充填剤を入れるタイプや砂入りタイプ、充填剤を必要としないノンサンドタイプなどがあります。また、パイル形状、パイルと基布の素材、色合い、密度、機能性も種類によって異なります。「人工芝は種類がいろいろあって何を選べば良いか迷ってしまう・・・」そんな悩みを解決しスムーズに人工芝選びができるよう、人工芝の種類について詳しくご紹介します。
用途・目的・好みで選べる人工芝の種類
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人工芝の種類は、見た目の綺麗さや施工性に特化した景観用人工芝と、安全性やプレー性に特化したスポーツ競技用人工芝に大きく分けられます。葉の長さは、約6mm~約50mmまでと幅広く、工事現場など屋外の養生用、ゴルフ専用のパターゴルフ練習用などのショートパイル人工芝から、リアルさとクッション性を重視したロングパイル人工芝まで用途ごとに様々な種類が存在します。また、ゴムチップや珪砂などの充填剤を入れるタイプ、砂入りタイプ、充填剤を必要としないノンサンドタイプに分かれます。
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RESTAでは、種類が豊富な人工芝の中から主に景観用・ガーデン用を多数ご用意しています。施工面積に応じてサイズが選べるロールタイプの人工芝からベランダなどに置いて並べるだけのジョイント人工芝まで、パイル(葉)の長さや色、リアル感や質感なども用途に合わせて選べる豊富なラインナップ!価格もリーズナブルなものから高級人工芝までご予算に合った人工芝をお求め頂けます。人工芝の種類を知れば、きっと後悔の無い人工芝選びができますよ!
パイルの形状
人工芝のパイル(葉)には様々な形があり、それぞれ性能が違います。
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クリンプ(カール)
ショート丈人工芝の弾力性をUPします。リアル感やクッション性UPのために枯芝としてリアル人工芝にも使われています。
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フラット型
シンプルでオーソドックスな形状。パイルの細さによって肌触りが大きく異なり、細いほどふわふわな触り心地を実現します。
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ダイヤモンド型
断面が「ひし形」の形状をした肉厚パイルは、丈夫でしっかりとした肌触りとボリューム感があります。
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W型
波型の形をしたパイルは、形状記憶性能が高く耐久性、弾力性に優れます。コストが高くなるためレアな形状です。
芝丈(葉の長さ)とおすすめ用途
パイルの長さの違いによって用途・メリットは様々です。
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10~15mm丈
パターゴルフの練習用として最適な芝丈です。適度なクッション性がありキッズスペースにもおすすめです。
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40mm丈以上~
40mm以上は野球やサッカーなどスポーツ競技用に多い芝丈です。安全でフカフカな芝空間に仕上がります。
裏面(基布・バッキング)の素材
基本的に人工芝の裏面の材質は2タイプあります。
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SBRラテックス仕上げ
人工芝の裏面素材は、ポリプロピレンの基布に合成ゴムを加工したものが一般的です。間にメッシュ状などのシートを挟み強度・耐久性をアップさせた3層構造のタイプもあります。
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ウレタンコーティング仕上げ
ウレタンを裏面にコーティングすることで硬めの質感となり、バッキングの強度が上がります。また、パイルが抜けにくく、湿気にも強いため耐久性がアップします。
RESTAの人工芝 比較一覧
RESTAの売れ筋人工芝をピックアップし、素材やコスト、機能性の違いを比べてみました。
リアル人工芝(芝丈20~40mm)
※Dtex(デシテックス)とは?:糸の長さ1万メートルあたりの重さ(g)を表し、一般的に数値が大きいほど糸は太くて丈夫なことを意味しています。また、数値が大きいほど見た目の密度感もアップします。
天然芝にも種類がある!?
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人工芝に見た目や質感の違いがあるように、天然芝にも様々な種類(品種)があるのを知っていますか?
天然芝には「日本芝」と「西洋芝」があります。さらに、夏芝(暖地型)・冬芝(寒地型)に分けられ、地域や用途によって使われる芝の種類は変わります。
日本芝の代表的な品種に「高麗芝」がありますが、人工芝の中には、人気の品種に似せたものもあります。例えば、メモリーターフスウィートは、高麗芝の中でも葉が細く明るい色合いが美しい「姫高麗芝」を再現しています。
日本芝の種類
日本芝は「暖地型」で、暑さに強く寒さに弱いという特徴があります。冬場は茶色(褐色)に枯れ、いわば冬眠状態となります。
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野芝(ノシバ)
日本の気候に最も適し、寒さ、乾燥、病害虫に強い耐性があります。葉は広めで粗くチクチクし、密度は低いので美しさには劣ります。
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高麗芝(コウライシバ)
日本の高温多湿な気候に適し、日本芝の中では最もポピュラーな品種です。葉はノシバより細く密度も高いので美しい芝生です。
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姫高麗芝(ヒメコウライシバ)
高麗芝の中でも葉が細く明るい色合いが特長。成長が早く、環境の変化には弱いですが、上手に管理すれば綺麗な芝を楽しめます。
西洋芝の種類
西洋芝は基本的に「寒地型」で、冬枯れせず青々とした緑を年中楽しめます。一方、暑さに弱く、成長が早いのでメンテナンスの難易度は高めです。
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ベントグラス類
葉は細く柔軟で緻密な見た目が特長。短く刈り込んでも美しさを保ち、ゴルフ場のグリーンになくてはならない存在です。
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フェスク類
寒さにも暑さにも強くとても丈夫な芝です。中でもトールフェスクは、極細で濃緑色の葉が特長で、佐賀県では移入規制種に指定されています。
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ライグラス類
種まきからの成長が早く、暑さには弱い性質があります。鮮やかで綺麗な緑色の葉が特長でオーバーシードによく使われます。
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ブルーグラス類
世界で一番多く栽培される品種で、やや硬めで青みがかった濃緑色が特長。寒さに特に強く、日本では北海道でよく利用されています。
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バミューダグラス
世界中の暖地で最も多い暑さに強い暖地型。葉は細く柔らかで、鮮やかな濃緑色です。踏圧に強いので競技場で多く利用されています。
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ウィーピングラブグラス類
葉丈が最長で50cmほどに成長する品種です。バミューダグラスと同じ暖地型で、育てやすい芝ですが家庭用としては適しません。
天然芝をRESTAの人工芝に例えると...
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葉が太く硬めで淡緑色の日本芝に近いのは?
- RESTAオリジナル
となりの青い芝 20mm丈 - 刈りたての高麗芝のような、しっかりとした感触で、シンプルな葉の形状と自然な光の反射が特長。
- リアリーターフ
ミドルプラス(25mm) - 高密度でしっかりとした秋口の高麗芝のようなイメージ。深めグリーンと枯芝が絶妙なバランス。
- RESTAオリジナル
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葉が細く柔軟で濃緑色の西洋芝に近いのは?
- RESTAオリジナル
トゥフ・デルブ 35mm丈 - 葉が細く柔らかで、鮮やかな濃緑色のバミューダグラスのような美しさとふかふかな感触。
- RESTAオリジナル
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