夏場も快適に過ごすための方法をご紹介!
人工芝は夏場に熱くなる?
表面温度を計測!
人工芝を施工する際の懸念点として、夏場に熱くなりすぎるのではないかと心配されている方が多いかもしれません。今回は、数種類の人工芝を夏場の地面に放置して表面温度を計測してみました!リアルな結果を人工芝選びの参考にしてみてください。
夏場に人工芝の表面が
熱くなるのは本当です
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人工芝の素材は熱をため込みやすいから
人工芝の素材で使用されているポリエチレンやポリプロピレンなどは、「合成樹脂」と呼ばれる素材です。これらは熱を吸収しやすく、ため込みやすい性質を持っています。そのため、太陽光の熱によって表面温度が高くなってしまいます。一方、天然芝は水分を含んでいるため、この水分が表面から蒸発することにより温度が下がるので、夏場でも比較的表面温度が上がりにくいのが特長です。
人工芝の熱さは種類によって異なる?実際に検証してみました!
表面温度を検証する人工芝は6種類
今回は、パイル丈、パイル形状の異なるRESTAオリジナル人工芝と、
遮熱機能付きの人工芝の全6種類を比較検証していきます!
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RESTAオリジナル人工芝
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遮熱機能付きの人工芝
人工芝の表面温度を測定!
\ 表面温度測定結果!/
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となりの青い芝®
(20mm丈)遮熱機能:なし
パイル形状:平型
表面温度:57.8℃ -
トゥフ・デルブ
(35mm丈)遮熱機能:なし
パイル形状:U型
表面温度:60.7℃ -
クイーンターフ
(35mm丈)遮熱機能:なし
パイル形状:極細平型
表面温度:64.3℃ -
リアリーターフ®
ミドル+(25mm丈)遮熱機能:あり
パイル形状:C型
表面温度:59.7℃ -
リアリーターフ®
ロング(40mm丈)遮熱機能:あり
パイル形状:C型
表面温度:61.5℃ -
リアリーターフ®
ショート(16mm丈)遮熱機能:あり
パイル形状:C型
表面温度:58.4℃
6種類の人工芝の温度を計測した結果、一番低い温度で57.8℃、一番高い温度で64.3℃でした。遮熱機能なしの人工芝の平均温度は約60.9℃、遮熱機能付きの人工芝の平均温度は約59.8と、わずかに遮熱機能付きの人工芝の方が温度が低くなっています。
また、パイルの特徴に着目すると、パイル丈の短い人工芝は比較的表面温度が上がりにくいということがわかりました。
実際に人工芝の表面を触ってみると
感じる熱さに違いが・・・
\人工芝販売担当スタッフの考察/
実際の体感温度について
ここからはあくまでスタッフの考察になりますが、表面温度は同じでも手に触れる面積の違いによって、体感温度に違いがみられました。トゥフ・デルブやリアリーターフなどはパイルがカールしているため、手にあたる表面積が小さく比較的熱さを感じにくかったです。一方、となりの青い芝やクイーンターフは平型のパイルであるため、手に触れる面積が大きく熱さを感じやすいのではないかと思います。
実際に触ってみた結果として、遮熱機能の有無よりも、パイルの形状や長さなどに影響を受けることがわかりました。
人工芝の種類によって、表面温度・体感温度に多少の違いは見られましたが、夏場はどの人工芝でも裸足で遊ぶのは厳しいかなという印象です。特に小さなお子様が夏場の人工芝で遊ぶ際は熱さ対策を徹底しましょう!
夏の熱い人工芝には
打ち水で対策しよう!
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夏場の暑さ対策で道路に「打ち水」をしているのをよく見かけますよね。これは熱をため込みやすいアスファルトに水をかけることで表面温度を下げることを目的としています。猛暑日の打ち水は道路の表面温度を10℃以上も下げると言われています。同じ方法で人工芝の表面温度も下げることができます。
人工芝に打ち水をする効果
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水の冷たさで表面温度が下がる
夏場でも水道水の温度は30℃以下なので、表面温度70℃を超える人工芝に接することで人工芝の熱を奪い、すぐに表面温度を下げることができます。
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気化熱で熱を奪って冷やす
水が気体になるときに周囲から吸収する熱を「気化熱」と言います。まいた水が蒸発する時に人工芝の熱を奪うため、打ち水後時間が経っても表面温度が上がりにくくなります。
実際に打ち水をした後の
人工芝の温度を測定!
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水を撒いた後の表面温度
となりの青い芝®:35.7
トゥフ・デルブ:35.9℃
クイーンターフ:37.3℃
リアリーターフ®ミドル:35.3℃
リアリーターフ®ヨーロピアンロング:37.1℃
リアリーターフ®ショート:36.0℃
人工芝への打ち水の効果
人工芝に打ち水をすると、平均約36.2℃と、小さなお子さまでも安心して遊べる表面温度まで下がりました。夏場でも人工芝の上で遊びたい方は打ち水をするのが最も効果的でしょう。
とは言っても、夏場に外遊びをする際には、熱中症に十分に注意してください。
遮光ネットで日差しを
遮る方法もおすすめ!
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直射日光を避けて快適なお庭に!
夏場は日なたと日陰で10℃以上の温度差があるといわれています。庭に遮光ネットを設置することで、人工芝にあたる直射日光を遮ることができるので、快適な庭空間を作ることができるのでおすすめ!RESTAでは自動見積もりできるサイズオーダー遮光ネットや、機能性に優れたシェードなど幅広くラインナップしております。
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