人工芝メモリーターフスウィートを防草シート・ボンドを
使わず施工してみました!
人工芝のDIY施工方法
(簡易施工ver.)
人工芝の施工はとっても簡単!防草シートを敷いて、お庭の形状に合わせてカットした人工芝を敷いて固定するだけ。初めての方でも比較的挑戦しやすいエクステリアDIYです。とはいっても人工芝を初めて扱う方は本当に簡単に施工できるのか、細かい部分の処理など、少しでも疑問をお持ちなら、なかなか1歩が踏み出せないですよね?そこで、「人工芝DIYやろう!」と思っていただくために、実際にRESTAスタッフが人工芝の施工に挑戦した様子を詳しくご紹介します!人工芝をDIYで施工したいと思っている方は要チェック!ぜひ参考にしてくださいね。
-
-
準備する物
・大きめのハサミ ・カッター(大)
・金づち ・養生テープ
・メジャー ・定規 ・粘着テープ
・軍手 ・スコップ
・ペン、チョークなど(印付け用)
・人工芝用 固定ピン(杭)使用する材料
人工芝 メモリーターフスウィート
幅2m×5m巻
施工前、施工上の注意事項
- 人工芝を施工する前に、必要に応じて庭の整地、防草シートを敷くなどの準備を行ってください。
- 風の影響を受けやすい場所(15階以上の高層階、屋上階、格子やスリットフェンスが設置された風が吹き込むベランダ、バルコニー)への設置は行わないでください。人工芝が吹き飛ばさられてケガや破損の原因となる恐れがあります。※特に海沿いや高台にお住まいの場合はご注意ください。
- 台風などの強風が予測される場合、事前に重しを乗せるか、一時的に撤去するなどの対策を行ってください。
- 破損の原因となりますので、駐車場や通路など車やバイクが直接上を通行する場所への設置は避けてください。
施工場所の整地
人工芝を敷く地面が荒れたままだと施工に支障が出てしまいます。人工芝DIYをスムーズに進めるために、また、仕上がりを美しくするために、まずはしっかり整地をしておきましょう。
雑草が生えている場合は丁寧に取り除きます。また、石や太い根がある場合、人工芝の施工後に凹凸が出てしまうので全て取り除きましょう。雑草や石を取り除いた後、土を平らにならして固めます。地面が平らでなかったり柔らかすぎると、人工芝の施工に影響が出て仕上がりも悪くなってしまいます。
ゴロゴロとした石を完全に取り除けない場合は、砂を足して平らにならせばOK!雑草が気になる場合は、防草シートを敷くと安心です。必要に応じて準備しましょう。
人工芝を仮敷きする
人工芝の量が足らない!なんてことにならないよう、まずは仮敷きを行います。敷く途中に障害物がある場合は、両側から繋ぎ合わせず、障害物を避けながら一方方向にカットして進めるのが無駄を少なくするポイントです。
人工芝ロールのサイドに耳(基布の余り部分)がある場合は1目盛分カットしておきます。耳が無い場合でも、サイドの芝がつぶれている場合は巻き始めと巻き終わりの端部を1~2cmカットすることで仕上りがキレイになります。
人工芝の割り付けを考慮して、仮敷きしていきます。できるだけカットした際の無駄が少なくなるように注意が必要です。障害物がある場合や壁際などの端部は、後でぴったりカットして納めるための余分を残してざっくりとカット、または端部を折り返しておきます。
敷き方のポイント!
-
Point1
芝目の向きを揃える人工芝には、『芝目』があります。
人工芝ロールを並べて敷く場合は、芝目(パイルの向き)が同じになるように並べましょう。毛の流れが揃うことで、自然な仕上がりになります。
-
Point2
逆目からの見た目がよりリアル普段、人工芝を見る方向にパイルの葉先が向くようにすると、よりリアルに見え、色合いもキレイです。
例えば、道路側から庭の見た目が気になる場合は道路側へ、リビングからの眺めを楽しみたい場合は家側へ、葉先が向くようにすればOK!
施工場所に合わせて
人工芝をカットする
仮敷きができたら、余分な人工芝をカットし、施工場所にぴったり納めていきます。障害物の周囲や壁際などの端部は切りすぎると、人工芝が足りなくなって取り返しがつかなくなるので慎重に作業しましょう!
人工芝を手前に折り返し、カットする部分にチョークやマジックなどで線を引きます。線に沿ってカッターでまっすぐにカットします。切りすぎないように一気にカットせず、少しずつカッターまたはハサミを入れていきましょう。
カットできたら障害物に沿わせて押し込むように人工芝を敷いていき、手でクシャクシャとパイルをほぐして馴染ませます。
同様に他の障害物のカット処理を行いましょう。切り込みを入れてカットすることで円形や複雑な形状でもキレイに人工芝を敷くことができます!
施工場所周囲の端部のカットも出来たら仮敷き完了です!
人工芝の継ぎ目(ジョイント部分)の
処理をする
人工芝ロールは巾1m×10mサイズが一般的で、巾2mのタイプや長さ5mから30m巻まで様々なサイズがあります。人工芝を敷く広さによっては継ぎ合わせが必要となり、ジョイント部分をいかにわかりにくくするか、がキレイに仕上げるポイントとなります。
-
仮敷きで人工芝が重なっているジョイント部分は、定規をあててまっすぐにカットします。
-
継ぎ合わせる人工芝の端のパイルを養生テープで保護します。
-
粘着テープを、継ぎ合わせる人工芝の下に粘着面を上にして置き、継ぎ合わせる片方の人工芝の端が粘着テープの中央にくるようにゆっくり戻して貼り付けます。
-
もう片方の人工芝もゆっくり戻し、継ぎ目を貼り付けます。継ぎ目の隙間は3mm程度空けるのがポイント!基布を重ねすぎると人工芝が盛り上がる原因となるので注意しましょう。
-
継ぎ合わせできたら、保護していた養生テープを剥がします。
-
継ぎ目のパイルを手でクシャクシャとほぐして馴染ませたらジョイント完了!
人工芝をピンで固定する
いよいよ最後の工程!杭を打つイメージで人工芝を地面に固定していきます。
-
敷き詰めた人工芝の端部分(外周)に30cm程度を目安に等間隔でピンを打ち込んでいきます。
-
端から約1.5cmの場所をピンの向きが人工芝の端と平行になるように金づちで叩いて打ち込んでいきます。
-
最後まで打ち込む前に、ピンがパイルを巻き込んでしなわないように、挟まりそうなパイルを他のピンを使って引き出します。
-
ピンにパイルが挟まらないように注意しながら、パイルを避けて最後までしっかり打ち込みます。パイルが長いロングタイプほど、打ち込んだピンが目立たなくなり見た目がキレイに仕上がります。
-
打ち込んだピンにパイルを被せて隠すように手で馴染ませます。あとはこの作業を繰り返し、人工芝をピンで固定していきましょう。
-
ピンで固定する場所は、基本的には人工芝の外周のみで十分ですが、風の影響を受けやすい場所や人の歩行が頻繁な場所、また、浮きやめくれが気になる継ぎ目などもピンを打ち込んでおきましょう。
RESTAスタッフも初めての人工芝DIYでしたが、思っていたより簡単に楽しく施工できました。庭も素敵な空間になり大満足すること間違いなしですね!ぜひ皆さんも人工芝DIYにチャレンジしてみてくださいね。