カットサンプルの活用で失敗しない人工芝選びをしよう

人工芝の手触りは実際に手に取ってみないとわからないものです。人工芝は、葉の形状や長さ、密度等によって質感が全く異なります。人工芝の上で寝転がったり、くつろぎたい方は柔らかくふかふかな触り心地を、小さなお子様やペットが走り回る場合は転んでもケガをしにくいクッション性が重要になります。

種類の違う人工芝を比べる場合はまず、芝目（葉の向き）を確認します。人工芝には葉の流れ（芝目）があり、芝の流れと逆方向の「逆目」から見ると一番リアルで自然に見えます。何種類かのサンプルを比べる場合は、芝目を同じ方向に見るようにしましょう。次に確認したいのが芝密度です。人工芝の仕様の違いにより、芝密度には差があります。密度が高いほど弾力性があり、色も濃く、葉が倒れにくい性質があります。密度が低いと、地肌（基布）が見えやすく、葉が寝やすくなる傾向があるので選ぶ際の参考にしてみましょう。

人工芝は部屋の中で見るのと、外で見るのとでは色合いや光沢感などに差があります。庭などに施工する場合は、屋外でサンプルを確認しましょう。太陽光が当たると不自然な光沢が出ないか、色合いは好みの雰囲気に合っているか、庭の中で自然に溶け込むか･･･など、実際の施工場所で確認すればイメージがより明確になります。